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研究の軌跡_20260323 「許し」は、思考のループ・執着から抜け出す鍵の一つ

思考のループ・執着から抜け出すには

過去のことを何度も繰り返し考えたり、未来のことを不安に思ったり、「今」を生きるべきであると分かっていても、人は思考のループに陥りがちである。

あの時はこうすればよかったのだろうか、このままで大丈夫だろうかと。

そんなとき、ループを抜け出すための鍵の一つとして、「許し」がある。

「赦し」のほうがより深い意味になるが、少しハードルが上がるように感じる場合は、ひとまず「許し」から始めてみよう。

本当に許せるだろうか

人との関わりなどで嫌なことがあったときも、それを考え続けずに「許し」てしまえば、ループから抜け出すことができる。

しかし、自分の損になる行いを受けた時や、害を与えられた時、相手を許せるだろうか。それは「泣き寝入り」というのではないか。

もしぐるぐる考えながら泣き寝入りをしているのであれば、それはエネルギーをとても浪費していることになる。何か行動につながるのなら、その思考も意味があるのだが、大抵は堂々巡りである。

思考のループや泣き寝入りは、きっぱり断ち切ったほうが、無駄がなくなるという意味で、得である。

そこで使う鍵は、「諦める」「やめる」というネガティブなイメージよりも、「許す」が有効である。

「許し」の神秘的な効果

「許す」には、とても余裕を感じ、一つ高次元の立場のようなイメージがある。

許してしまえば、その思考のループや何かへの執着に向けられていたエネルギーが、一気に解放されて返ってくる。

そして、苦しい経験をした上で、たくさんの悲しみのエネルギーを蓄積した上で、それを許すことができたなら、とても膨大なエネルギーが得られることになる。

それは、平凡な日々を暮らしていたのでは、得られないエネルギーかもしれない。

苦難の末に、許すことができたからこそ、それに見合った経験とエネルギーが得られる。

そう簡単ではないと思う人もいるかもしれないが、「許し」という言葉を思い浮かべるだけで、少しだけ心が軽くなりはしないだろうか。

過去と未来への「許し」

過去の自分も、許してあげたらいい。

苦労した経験も過ちも、許すことで、それに見合ったエネルギーを利用できるようになる。

未来が不安でも、どんなことでも許せるようになれば、不安もなくなり、どんなことでも良い経験とエネルギーに変えられる。

許せる範囲が広がっていくにつれて、自然といろいろなことが楽しくなり、エネルギーも湧いてくる。

もしお子さんがいらっしゃる方は、こういう話を、いつか伝えてあげてほしい。

「許し」の鍵を磨いていく

その鍵は、最初は貧弱なものかもしれない。許せる範囲というものが限られているかもしれない。

その鍵は、使っていくことによって、磨いていけるのだと思う。少しずつ、許せる範囲が広がっていく。

より深く受け入れられるようになったら、最初に挙げたように「赦し」の鍵と呼べるようにもなっていくかもしれない。

とはいえ私も、たまにその鍵を持っていることを忘れがちだし、まだまだ磨きが足りない。

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