なかなかとっつきにくいヨガ哲学
ヨガの哲学を学び始めると、昔の人々の深く複雑な思想が見えてきます。
そこには、日常生活を快適にするためのヒントもたくさん含まれていて、もちろんヨガポーズを深めるための有効な考え方のヒントもたくさんあります。人生そのものに関わるヒントも得られることでしょう。
ヨガインストラクターはレッスンの冒頭などでたまにその一端を伝えようとしますが、小難しくて最初はなかなか理解できないことも多いでしょう。
「そんなことより早く太陽礼拝しましょう!」と思ってしまうかもしれません。
ヨガ哲学を学ぶ意味
体を動かしたい方は、まずはエクササイズとして始めて続けていくのが良いと思います。
ヨガポーズをするならヨガ哲学の基礎知識を知っていなくてはいけない、というような規則はありません。
ただ、いろいろなポーズに挑戦して深めていく中で、どうしてもうまくできるようにならない・無理してチャレンジしたら怪我を繰り返してしまう、という方をよく見かけます。
そうなったときに、少しヨガの哲学に触れてみてください。
ヨガを行う上での基本的な心構え(ヤマ・ニヤマ)は10項目あり、ヤマ(個人的規範)の一番最初に「非暴力(アヒンサー)」があります。
自分にも、他人にも、全てのものに対して苦痛を与えないこと。
アヒンサーが守られていれば、無理にポーズにトライしてケガすることもないはず。
うまくできないからといって悩むことなく、執着せずにポーズを変えることもできるはず。
ヨガポーズの練習やヨガ哲学を、日常生活に活かす
ヨガポーズを、人生に置き換えて考えます。
難しいポーズに出会った時、それができないのはなぜなのか、心身を注意深く観察する良い練習になります。
そしてヨガ哲学の「ニヤマ(社会的規範)」の中には「知足(サントーシャ)」があります。足るを知るということ。
難しすぎるものにチャレンジすると、怪我をすることもあります。自分の身の丈にあったものを注意深く選び、少しずつ洗練させていく必要があります。
ヨガの哲学は、ただの知識として学ぼうとするのでなく、「昔の人は、なぜこれを考える必要があったのか?」といったことを想像しながら読み解いていきましょう。ヨガをする目的は、今も昔も概ね同じです。
哲学とヨガのポーズを少しずつ組み合わせていくことで、心と体の使い方を根本的に変えるためのヒントがたくさん見えてくると思います。
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