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研究の軌跡_20240910 幸せを祈る

フレアプラスに来る人は、とても真面目な人が多い。誰でもウェルカムなイメージにはしていないので、自然とそのような人々に響くようになっているのだと思う。

たま〜に、マナーが悪かったり、あまりに真面目すぎたり、あまりに私に入れ込みすぎてしまったりして、もう来ないでくださいという場合もある。10年やってきた中で、ほんの数人。

そういう人に、とことん向き合って改善してもらうこともできるのかもしれないけれど、たいていは自分を変えようとはせず、こちらを変えようとしてくる。

その姿勢もまた十分理解できるので、やはりもう来ないでくださいと距離を取ることを選んでいる。

気づきが十分にあり、自分を変えようと決意しているタイミングなら、改善のアドバイスは響くかもしれない。

しかしそうでないタイミングでは、何をアドバイスしても、相手にとっては自分を脅かす攻撃として捉えられてしまう。たしかにそのアドバイスは、その人の根本を変えることに近いものであることが多い。反射的に防御・反撃に出てしまうのは当たり前である。

自分の表現も磨けるのかもしれないし、相手にも時間が必要なのかもしれない。なので、今のところは距離を取ることにしている。たいていそういう人はたくさん通っている人であることが多いので、一時的に私の収入は減るけれど、全く執着はない。それよりも、一刻も早くその調和のない状況を変えて、お互いに執着せず新たな道を歩き始めた方が良いと私は思う。

その場での最適解は、考えて出てくるものではないかもしれないし、その表現はもはや言葉ではないのかもしれない。と思うに至り、なるべく言葉を減らしてオーラや手当てで語りかけようとしたこともある。時間をかければ、それもまた有効ではあるようだが、レッスン時間は限られている。

なかなか難しい、私もなかなか成長しないなと自分を観察していたとき、ふとその人々や、昔いやなことをされた人々のことを思い浮かべると、不思議とその人たちに「不幸になれ」という気持ちは一片もないことに気づいた。

私とは距離を取るが、「幸せに暮らしていてほしい」と思っている。これは100%、そう思えている。

少し、安心した。

毎日、スタジオの中央で香を焚いて3回転半まわし、「ここに来た人は、幸せである」と念じ続けている。

ちなみに「幸せになりますように」ではない理由は、前にも説明したが、それではいつまでも幸せにたどりつく途中の状態にとどまってしまうから。アファーメーションも同じ原理。まあ、言葉遊びではある。

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