春、プライベートクラスにも新しい方がたくさんいらっしゃっています。
以前にも一度同じテーマの記事を書きましたが、今回は最近のプライベートクラスのご利用例について書いておきます。
2019年の記事:
プライベートクラスのご利用目的 ベスト5
最近では、以下のようなレッスンを行いました。
- ヨガの始め方・続け方
- 自分の状態に合ったやり方(運動不足、怪我や病気明けで不安がある場合など)
- 自宅で続けられるメニューづくり
- スポーツ選手(高校生)へ、体の使い方やトレーニング法のレッスン
- 瞑想のための坐法(蓮華座・結跏趺坐)のやり方・練習法
- アシュタンガヨガのアーサナの詳しい解説
それぞれについて簡単に説明していきます。
ヨガ・ピラティス・瞑想やセルフケアをしっかり学びたいと考えている人は、プライベートクラスの例として、参考にしてみてください。
ヨガの始め方・続け方
プライベートクラスは、中上級者向けのイメージがあるかもしれませんが、私のところには初心者の方のほうが多く訪れているようです。
「ヨガ」のイメージは本当に様々で、いろいろな情報も飛び交っています。
ヨガに興味を持って、YouTubeのレッスンやジムのスタジオレッスンなどでやってみたという方も多いかと思います。
ただ、「ヨガの目標とするところ」や「モチベーションをどう維持したらいいか」といった点などで、「ヨガの続け方」がわかりにくいという人も多いようです。
習い事というと、「先生や周りの人と同じようにできるようにする」を目指すことが多いですが、ヨガの場合はポーズの規則(方向性)はありますが、形(深さ)は人それぞれ異なっていて良いと思います。
なので、同じポーズを行っていても、隣の人と違う深さで行っていて良いわけですし、周りを気にせず自分と向き合うことが本来の目的になるかと思います。
そのため、私のアーサナ解説記事には「深める方向性」を書くようにしています。
日本人的には、「先生や周りの人と同じようにせねば!」と周りの人を意識しすぎてしまって、「周りと同じようにできないから恥ずかしい、ヨガは難しい」という思考になってしまうことも多いかと思います。その固定観念は必要ないと気づいて、自分なりに深めていくようになれば、ヨガの習慣は続きやすいのかもしれません。
とはいえヨガを続けられるモチベーションとしては、そういった自由度があるというだけでなく、何かヨガをしていると得られるわかりやすいメリットがあるということなのだと思います。
私が初期のころに感じたのは、日常生活で「なんか調子がいい」という感覚だったかと思います。ポーズができるできないなどではなく、ヨガをやったあとの数日間は体が軽かったり、頭がよく働いたり、ちょっとした良い変化を感じられたから、続いたのだと思います。
続けていると、ポーズも少しずつ楽に行えるようになったり、次のレベルのポーズをやってみようかなと思えるようになったり、それに伴ってなぜか心も整っていったりといった変化も、次々に感じられるようになっていたかと思います。
参考:アーサナ(ヨガポーズ)が「できるようになる」意義について
そういった小さな変化に気づいたり、なにか「気持ちが良い」という感覚があれば、続けてみると良いと思います。そういうものがなくただ「違和感」があるだけであれば、なにかやり方が間違っているかもしれません。違和感があるなら、正しいやり方に修正したり、別の道を選んだりしていく必要もあるかと思います。
私はヨガだけを布教している立場ではなく、特定の団体に属しているわけでもなく、客観的に選択肢として捉えているので、もしわかりにくいとか自分に合っていないと感じたならば、ヨガにこだわらず別の道を試してみるのも良いと思いますし、そのためのヒントを交えてレッスンをすることも多いです。
自分の状態に合ったやり方
運動不足や加齢や怪我などによって可動域がせまくなってきているので、それを改善したいという目的で訪れる人も多いです。
人それぞれ、その瞬間によって、心身の癖は異なります。
目的とする変化をうまく進めていくために、今の自分にあったやり方を選べるようにすると良いでしょう。
私はヨガに限定せず、なるべく良いヒントが出せるように、いろいろな技法を用いてお教えすることもあります。
自宅で続けられるメニュー作り
スタジオでの練習も良い機会にはなりますが、日々自分で行う実践も重要です。
生活のリズムや忙しさなどライフスタイルに合わせて、自宅で続けられるようなメニューを一緒に作るようにしています。
ただ、自宅ではあまりやりたくない・できないという人は、スタジオにある程度の頻度で通いながら行っていくと良いでしょう。
スポーツ選手(高校生)へ、体の使い方やトレーニング法のレッスン
最近はサッカー強豪校の選手にレッスンを行っています。
柔軟性や体幹の強さなどの基礎的なところや、疲れにくい立ち方・走り方や止まり方、体の特性を活かしたプレーの仕方など、いろいろなことをアドバイスしていて、かなりパフォーマンスが上がっているようです。
結構難しい話もしていますが、よく理解してくれているようで、私にとっても良い経験になっています。
体がかたくなりやすいようなので、気の使い方やセルフヒーリングのことも、できるようになってくれたらいいなあと思いながら教えています。私が手当てするとすぐに気が流れますが、なかなか自力で出来るようになるのは先の話かもしれません。
瞑想のための坐法(蓮華座・結跏趺坐)のやり方・練習法
蓮華座(結跏趺坐・パドマーサナ)の解説記事は引き続きよく読まれているようで、瞑想が少し流行っていることもあり、正しいやり方・練習法を学びたいという人が訪れます。
最近は企業への出張レッスンで瞑想をお教えする機会も多いですが、基本的には背骨がまっすぐ立っていれば良いので、あぐらや蓮華座ではなく椅子に座って行うことも多いです。
蓮華座のメリットは、しっかり組めていると自然に背骨がまっすぐ立つということが、物質的な要因としては大きいです。これは片足だけ鼠径部に置く半蓮華座(半跏趺坐)でもそれなりに同じ効果はありますので練習してみると良いかと思います。
物質的な話だけではなく、エネルギーライン的にも意味があります。右脚・左脚、どちらを先に組むかによっても異なる効果が感じられます。
基本的には、背骨が立っていればどのような座り方でも瞑想はできますが、いつかは蓮華座を組めるようにしていくと、より瞑想を深めるために役立つでしょう。
自分の癖に合わせて、膝などを怪我しないように正しく練習していくためには、プライベートレッスンでしっかり教わるのも良いかと思います。
アシュタンガヨガのアーサナの詳しい解説
アシュタンガヨガのプライマリーシリーズのまとめ記事が引き続きよく読まれているようで、アーサナ(ヨガポーズ)を個別に詳しく学びたいという人もよく訪れます。
アシュタンガヨガは、ヴィンヤサヨガやフローヨガといったカテゴリのヨガの一種で、呼吸とともに次々とたくさんのポーズを繋いでいくため、ひとつひとつのポーズについてはあまり時間をかけません。繰り返し練習していくことで、各ポーズを深めていきます。
もしなかなか深まらなかったり、正しくできているかどうかわからない・怪我をしそうで不安、といった人は、個別のアーサナについてしっかり習ってみるのも良いかと思います。
教室の基本的な考え方と、みなさんの通われる頻度
基本的に「セルフケアをできるようになってほしい」ので、たくさんこちらに通い続けるよりも、できるだけ日々の自分で行う実践が重要と考えます。
ただ自分で続けていると、やり方が自己流になっていってしまうので、たまに軌道修正するためにプライベートクラスを受けるのが良いかと思います。
その最適な頻度は、人それぞれ異なります。
自宅ではなかなか時間を作れない・気持ちを切り替えられないという人は、それなりの頻度でスタジオに通ったり、あるいはオンラインレッスンも使ったりしながら、実践を重ねていくと良いでしょう。
フレアプラスの佃スタジオで行うメリットとしては、浄化して気を整えていたり神社と神輿が近いためパワーがあるといった「場の効果」もあるかと思います。白金スタジオは、冬でも陽当たりが良くて暖かいです(実は白金も神社やお寺が多くて良い気の流れている地域です)。
敷居はそれほど高くありませんので、興味のある方はご予約お待ちしております。