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インドでのヨガ生活まとめ

インドでのヨガ生活まとめ

おいしい食事、ちょうどいい暑さ、とても過ごしやすかったです。

1ヶ月、RYT300時間を終えて帰ってまいりました。
いろいろと対策グッズも持っていったのですが、とくに体調を崩すこともなく健康に楽しく過ごせました。
どんな生活だったか、ざっと簡単にまとめてみました。

実際に体にどんな変化があったかは、↓の記事で解説しています。
≫インドでの生活と練習で体がどう変わったか

参加者は、日本人20人くらい、インド人・ドイツ人・アメリカ人・スペイン人・オーストラリア人が各1人。意外と日本人が多かったですね。
ただ、ほとんどの人は日本語サポートを受けていますが、私は勉強のためにサポートなし、英語で挑戦しました。

この記事の目次

南インド(コーチン)の気候

毎日30℃前後の気温で、ちょうどいい暑さ。乾季なので雨もたまーに降るくらいで、ほとんど晴れて良い気候でした。

とにかく蚊が多くてみんな苦しんでいました。現地の虫除けはなかなか強力。ほかにもいろんな虫と共に生活してました。教科書の上をアリが歩いてるのも日常です。

1日の基本スケジュール

05:30 – 06:00 ネティ(鼻の洗浄)
06:00 – 06:30 瞑想
06:30 – 07:00 ジンジャーレモンティー
07:00 – 09:30 アーサナ・プラーナーヤーマ
09:30 – 11:00 朝食、自由時間
11:00 – 12:00 座学(哲学・解剖学)
12:15 – 13:15 座学(哲学・解剖学)
13:15 – 13:45 軽食(フルーツ)
13:45 – 16:00 自由時間(日本語サポートを受けている人は1時間補講、私は川で泳いだり)
16:00 – 18:30 アーサナ・プラーナーヤーマ
19:00 – 19:30 夕食
20:00 – 21:00 チャンティング・バジャン・座学

1週間に1日、計3回お休みの日があって、観光や買い物に行ったりぼーっと休んで過ごしたりしました。
あとはたまに浄化法の日があったりティーチング実習の日があったりします。

朝のネティ・瞑想・ティータイム

ネティは、塩水を鼻に通す鼻うがいですね。呼吸が大事なので、私は日本でも毎日やっています。
夜明け前の暗い中、塩水満タンの寸胴鍋がひっそりと置かれていて、各々草むらでチョロチョロやってました。

≫ネティ(鼻うがい・鼻洗浄)のやり方

そして暗いヨガホールで瞑想。チャクラ瞑想、ロウソク瞑想(トラタク)などいろいろやりました。

その後、甘くてとってもおいしいジンジャーレモンティ。朝は少し冷えるので、体が温まります。水筒にいっぱいリフィルしてもらうこともできました。

アーサナ・プラーナヤーマ

アーサナ練習はシヴァナンダヨガをベースにしたシークエンスで毎日1.5時間×2、呼吸法も1時間×2、かなりしっかりやりました。
ティーチング実習では外国人グループに入って英語でやったので、フィードバックで世界各国の訛りの英語を食らって大変でした。

≫シヴァナンダスタイルヨガのシークエンス

哲学・解剖学

哲学の時間では伝統的なヨガの捉え方にたくさん触れました。解剖学は、アーユルヴェーダ医師の方が各アーサナの効果などについて解説してくれましたが、わりと基礎的な部分に時間を多く割いていたので既に知ってることが多かったかなーという印象。

最後はだいぶ慣れましたが、座学ではインド訛りの英語に大苦戦でした…。宿題も毎日英語で提出。

チャンティング・バジャン

夕飯のあとは主にチャンティングの時間、何度も繰り返してサンスクリット語の正しい発音を学びました。たまにバジャンという歌うクラスになるのですが、「なんか日本の歌も歌ってくれよ!ジャパニーズ!」って無茶振りされまくるという鬼のクラス。

偶然ウクレレを持っている方にお借りして、いろいろ弾いてみんなで歌いました。結局修了式でも歌わされて、何曲弾いたことだろうか。

食事・浄化法

ベジタリアンな食事、とてもおいしくてたくさんおかわりできました。

ただ、何度か消化器系の浄化をやるので、そのあとの食事はおかゆとか塩分全くなしの味気ない食事が続くのでなかなかの苦行でした。
一番肉体的につらかったのは、アーサナ練習でもなく病気でもなく、シャンカプラクシャーナという上から下まで消化器系全部を浄化する行でした。詳しい方法はここでは省きますが、その日は頭も体も使っちゃダメ、でも寝ちゃダメ、なるべくずーっとシャヴァーサナ、という完全休息を6時間、その後数日間の食事は塩分なしで全く味気ないという。。
ほとんどの人が、これが一番つらかったと言ってましたね。

体の変化

そんな感じの食生活と浄化を続けて、余計なものが体から出ていって透明感が増してきたという感覚はありました。思い通りに動く度合いが高まった感じがします。

前の記事にも書きましたが、体重や体脂肪は今まで見たことない数値になっていて、シルエットはだいぶ細くなりました。

まとめ

管理されたおいしい食事、ヨガがベースになった生活を1ヶ月、経験豊富な先生に伝統的なシークエンスや浄化法を習う、こんな機会はなかなかないことだと思います。気候も良く、南インドの人々はフレンドリーで、とても過ごしやすかったです。あと、物価はとっても安いです。

たまに停電したり断水したり不便なところもありますし、食が体に合わなくて苦しんでいる仲間もいましたし、「インドに行ったほうがいいよ!」と誰にでもオススメできるものではありませんが、そこでしか体験できないものがまだまだたくさんある気がしました。
ひとまずは自分のなかで咀嚼して、お伝えできるものをお伝えしていこうと思います。

≫インドでの生活と練習で体がどう変わったか

≫何を食べるべきか? 〜自分にとって最適な食生活とは〜

インドのスワミジの周りに集まった、執着しない人たち

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

by 高橋陽介

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