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クンダリニーヨーガ(クンダリーニヨガ)の研究まとめ

クンダリニーヨーガ(クンダリーニヨガ)の研究まとめ

クンダリニーヨーガ(クンダリーニヨガ)に関する研究をまとめるページ(随時執筆)。

まず一般的に伝わっている知識からまとめていき、私の体験も公開できる範囲で紹介していく。

用語辞典:クンダリニー(クンダリーニ)
用語辞典:チャクラ
用語辞典:ナディ(ナーディー)

クンダリニーヨーガを学ぶ上での基本

こういった神秘的なことを伝える文章を読む際には、「著者が実体験したことを伝えているのか」「外部から得た情報を伝聞しているのか」というところを明確に判断しながら読み進める必要があると思われる。

ここでは、まず一般的に流れているクンダリニーに関する情報をまとめるので、これは「伝聞」であり、そのような文体で書く。

その後、実体験を元にした情報を書いていくが、その場合は参考文献などが挙げられない場合もあり、断定的になってしまうこともある。実体験や直観に基づいて伝えられる情報に対し、科学的に裏付けしようとするかどうかは読み手各々の判断であり、解釈は各々の気づきに委ねられる。ただ、現代の科学が表現できるのは、世界のほんのわずかな一面にすぎない。

クンダリニー(クンダリーニ)とは

クンダリニー(クンダリーニ)の概要

骨盤底にあるムーラダーラチャクラにおいて、3回半とぐろを巻いて眠っている蛇として描かれるエネルギー。

ただし、この描写もただの方便であるという説もある。

クンダリニーが覚醒すると、身体の中央(脊椎に沿っているという説もあれば、中央であるという説もある)にあるスシュムナーナディに沿って昇っていき、各チャクラを賦活しながら、頭頂のサハスラーラチャクラへ達すると言われる。

スシュムナーが浄化されれば自然とのぼっていくため、このスシュムナーそのものがクンダリニーであるという考え方もある。

チャクラやナディなど含めて、示されている情報を鵜呑みにせず、気づきを磨いて慎重に本質を感じ取る必要がある。

クンダリニー(クンダリーニ)表記と別名

कुण्डलिनीkuṇḍalinīという表記が一般的で、カタカナに直せば「クンダリニー」であるが、「クンダリーニ」という表記もよく見られる。

ハタヨーガプラディピカーなどにおいては、kuṇḍalī(クンダリー)という表記も見られる。

日本には軍荼利(ぐんだり)明王という名前として伝わり、五大明王の一尊として南方に配される。

女性的なエネルギー、創造的エネルギーである「シャクティ」という名前でも呼ばれる。

チャクラとは

「渦」「円盤」などを示す言葉。

エネルギーが出入りする、体表付近にある渦として認識される場合もあり、脊髄内にあるエネルギーセンターとして認識される場合もある。同じ「チャクラ」と呼ばれることのあるものであるが、これらは別のものであるとも考えられる。

肉体上に存在するものではないが、肉体上では内分泌腺として現れているとされる。

クンダリニー覚醒時に各神経叢に電流が流れることで発光したように見える・感じられることから、それを蓮華のようであると表現し、それをチャクラであると解釈する場合もある。

クンダリニー覚醒の危険性

「振動」などの要素によって、条件が整えば「自動的に」動き始める。

その点は、あくびやくしゃみなどの自律神経的な作用や、性的なオーガズムと似ている。

そのため、未熟な状態で覚醒してしまうと、心身が制御不能になり、悲惨な結果を招く可能性が高い。

慎重に、心身の準備を整える行法から進めていく必要がある。

あくびやくしゃみは、出そうになっても、強い意志と力があれば止めることもできる。また、意図的に出すこともできる。これもまた心身のコントロールの重要な鍵である。

強くて柔軟な身体、揺るがない心、クンダリニー覚醒を目指す前に多くの準備が必要であり、それは現代ヨガやマインドフルネス瞑想といった現代に広く伝わる技法も十分有用である。

クンダリニー覚醒の要素

振動(リズミカルな刺激)

「リズミカルな刺激」がひとつの鍵を握る。

刺激には、バンダのような筋収縮、外部からの圧や衝撃、イメージ、音・声(マントラなど)、光や色などの刺激など様々なものが用いられる。

「適切な振動を繰り返すと、自動的に訪れる」という点は、性的なオーガズムに近いものがある。

また、マインドの状態も大きく関係する。特に、「死」への意識が大きな鍵となる。

らせん・回転・渦

クンダリニーの上昇やチャクラの活性化などにおいて、回転・渦といった要素が大きく関わってくる。

クンダリニーを導くために、らせんのイメージを用いることが多い。「3回半のとぐろ」も、らせんを暗示している表現と思われる。チャクラや経穴を活性化したり邪気を出したりする際にも、渦のイメージがよく用いられる。

しかし、たとえば「左回り」の回転をイメージせよという指示があった場合、どの方向から見て左回りなのか?という指示がない場合も多く、解釈によっては真逆の行法をしてしまうことになる。

実際にらせん・渦のイメージしてみると、エネルギーが進んでいく方向が感じ取れるはずなので、言葉の情報を鵜呑みにせず、慎重に感覚を磨きながら行法を行うと良い。

回転の方向とエネルギーの進行方向の関係は、「右ねじの法則(時計回りの回転によって、前進する方向へエネルギーが流れる)」が適用されることが多いようであるが、「男女で逆である」「チャクラによっては逆である」など様々な説がある。

台風の渦のように、北半球と南半球でコリオリの力によって逆になる可能性もあるのか?ネジの向きは、右回しが主流のようである。それはそれで、昔決めたからそのままというだけかもしれないが。

「意志(イメージ)」の力を「磁力」であると解釈するのであれば、「電流(エネルギー)」は右ねじの法則に従うのが自然のように思えるが、様々な要素が関係するようであり、慎重にエネルギーの流れを感じ取る必要がある。

らせんや渦のような意識の流れを潜在的に導くために、図形や立体を用いた観想法もよく用いられる。ヤントラや神聖幾何学のような図形を観るだけで心身に変化が起こるのは、そのような原理も関係するのであろう。

参考:神聖幾何学とヨガ・瞑想、「形」が持つ力

その他のイメージ

らせんや渦のような形象のイメージだけでなく、白蓮華を頭上にイメージしたり、守護仏を観想するなどしていると、自動的にクンダリニーが動き出す。

ゴーピ・クリシュナ氏などは白蓮華を観想していたときに自然と覚醒してしまい、かなり悲惨な目にあっている。それを解決に導いたのはイダー・ピンガラーといったナディに関する知識であったようである。

心の落ち着き、道徳心

心の状態が、それにふさわしい状態になれば、自然と覚醒が始まる。

ルドルフ・シュタイナー氏などは、チャクラの覚醒について述べているが、そこにはバンダやムドラーなどの技法は用いず、心の状態を整えることを中心に方法が示されている。

これらの比較的穏やかな技法は、必ずしも肉体的行法は必要ではなく、どのアプローチを用いても、自然に同じゴールへ辿り着くという可能性を示している。

ハタヨーガの荒々しい技法は批判されることが多く、ヨーガスートラの穏やかなラージャヨーガが称賛されることが多いのは、このあたりにもひとつ理由があるのであろう。

クンダリニーヨーガの行法研究

シヴァナンダ氏・サッチャナンダ氏の提唱するクンダリーニヨーガあるいはクリヤーヨーガ、パラマハンサ・ヨガナンダ氏のSRFが提唱するババジから伝わる系列のクリヤーヨーガ、ヨーガスートラのラージャヨーガ、チベット密教やそれに近いハタヨーガ、坐禅、マントラヨーガなど、様々な技法が存在する。

詳細な行法についての解説は各氏の書籍などを参考にしていただきたい。また、こういった行法は「密教(タントラ)」の部類に入る教えであり、書籍で得られる情報はほんの入口にすぎず、信頼できる師に直接習うのが適切であろう。

たとえば、立っているとき膝が外を向いてしまう人と、内を向いてしまう人がいるとする。それぞれに修正の指示を出すとしたら、真逆のことを言わねばならない。そのため、密教的な教えはどこまでも「個人」に向けたパーソナルレッスンである。文字にして示せる顕教としての教えは、「膝を前へ向けよ」というざっくりしたものになる。この顕教的な指示だけで気づき、自分だけで進める人には、その教えだけでも十分である。しかし多くの場合、安全に効率的に進んでいくためには師匠によるパーソナルレッスンが必要になる。

ここでは、各氏の行法の概要や、それらを比較したときの共通点など私が個人的に着目した点をまとめていく。

本山博氏のクンダリニーヨーガ

シヴァナンダ氏のクンダリニーヨーガ

サッチャナンダ氏のクンダリニーヨーガ

(執筆中)

私のクンダリニーヨーガに関する体験と行法

クンダリニーヨーガとの出会い

私が最初にクンダリニーヨーガを本格的に研究し始めようと思ったのは、本山博氏の本を読んだときだったかと思う。

ヨガとはなんなのか、ということを調べ始めたころ、現代に伝わるヨガの原型は「ハタヨガ」だとよく言われていたが、ハタヨガとは一体なんなのか?ということを調べようとして、ハタヨガの重要教典とされているハタヨーガプラディピカーを読んでみた。

すると、現代ヨガで重視されるアーサナ(ポーズ)については十数ポーズだけ本当に簡潔に示されているだけで、どうやらハタヨーガにおいてはクンダリニーやチャクラといったものが大きな要素であり、それらを目覚めさせるための浄化法や呼吸法などが重要な行法として扱われていた。

思っていたよりもアーサナについての情報は少なかったとはいえ、ヨーガスートラとは違って、身体を使う現代ヨガに少し近くなったのだろうなというのは感じた。ヨーガスートラの時代は「アーサナ」はほぼ「坐法」を意味していたのに、なぜハタヨーガの時代ではポーズを表すようになったのか。

ヨーガの歴史を調べてみると、どうやらハタヨーガの開祖に近い人物は「密教」に関わっていたらしい。「密教」とはなんだろうか?同じ意味で用いられることのある「タントラ」という言葉は、例の新興宗教がよく使っていた言葉のような気がする。そんな怪しいところへ踏み込んで大丈夫だろうか、などと、今考えればずいぶんと浅いところで少し躊躇していた。それがたぶん、現代人にとっては普通の感覚なのかもしれないが。

さて調べてみると、お誂え向きに「密教ヨーガ」という本が見つかったので、読んでみることにした。これが本山博氏の本であった。とても怪しい表紙で、中のイラストもだいぶ時代を感じる本だったが、そこには見慣れたアーサナや呼吸法の解説もあり、それらを組み合わせることでクンダリニーやチャクラといったものにアプローチするという行法が示されていた。

いままでやっていたヨガをうまいこと組み合わせたり応用したりすると、そんな大層なことができるのか。いろいろなオシャレな現代ヨガを見て研究してきたが、クンダリニーヨーガはそれらと比べると「集大成」あるいは「奥義」のような印象を受けて、魅力を感じ、そちらのほうへ進んでみることにした。

(執筆中)

参考記事

経絡・経穴・ナディ・マルマ・チャクラ論

参考文献

KUNDALINI TANTRA / Swami Satyananda Saraswati

KUNDALINI YOGA / Swami Sivananda

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