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丹田とは 〜上丹田・中丹田・下丹田の位置〜

丹田とは 〜上丹田・中丹田・下丹田の位置〜

目に見えないものは、自分の感覚で確かめる

YouTubeレッスンでご質問いただいたので、丹田について簡単に私の見解をまとめておきます。

この記事の目次

丹田の概要

丹田とは、文字通りの意味では「丹」の「田」であり、「丹」とは「薬」のようなもので、それをつくる場所「田」が、丹田です。

気功や仙道では内丹法というものがあり、これは体の中で「万病に効く薬(丹)」をつくってしまうという技です。

いろいろなものを外に求め、体の内側で起こっていることに意識を向けずに薬や外科療法に頼ってしまっている人にとっては、こういう話が信じられないかもしれません。

しかし風邪や怪我も、防いだり治したりするための仕組みは体の中に揃っているはずなのです。

実際に体の中に生成されるホルモンなどをイメージするのも良いでしょう。そういった仕組みを適切に働かせる、と考えると、「丹」が体の中につくられるというのも実際に起こりうることだと分かるかと思います。

現代における丹田は、スポーツなどでも取り入れられ、「そこに意識を置くと体がうまく動かせる」というメリットがよく知られるようになりましたが、もともとはそのような気功や仙道、東洋医学などで用いられる概念だったようです。

丹田の種類と位置

単に「丹田」というときは、ほとんどの場合下腹部あたりを指すことが多いようです。

これはもともと「下丹田」と呼ばれていた場所です。

丹田には3つあり、

  • 上丹田:頭の真ん中
  • 中丹田:胸の真ん中
  • 下丹田:下腹部の真ん中(詳しい位置については後述)

が定義されています。

また、骨盤底を底丹田、頭頂を頂丹田と定義する説もあり、体を半径2mの球で包んで、その球面上に丹田を置くというやり方もあります。

それぞれ、意識を置くことによって異なる効果が現れます。

しかし、よく知られている下丹田の位置については、諸説あってよくわからなくなっています。

これについて少しまとめたいと思います。

丹田(下丹田)の位置

一般的な説としては、臍の三寸(三本指)下、前後の位置としては体の真ん中あたり、というのが多いようです。

だいたい臍の下あたりの体の中にあるため、「臍下丹田(せいかたんでん)」と呼ばれることもあります。

また、任脈の経穴である気海の位置にあるとして、「気海丹田」と呼ばれることもあります。しかし同じ任脈上の関元の位置にあるとする説もあります。

参考:任脈の経穴

このように微妙な位置の違いがあるのは、それぞれ別のものを指しているのかもしれませんし、丹田は「点」ではなくある程度の大きさを持った「領域」なのかもしれません。

自分の感覚で確かめる

こういった「見えないもの」に関しては、解剖学的な観点だけで捉えることはやめたほうが良いでしょう

解剖学というのは死体解剖に基づくもので、生命活動を左右している「気」に関することは全くぬきにして体を観ています。

位置や大きさに関しても個人差があるかもしれませんし、健康状態によっては「存在しない」ということもあるかもしれません。また、その状態も意識次第で刻一刻と変化しているかもしれません。

ヨーガでも意識を向けるところに気は流れると言われます。

それだけ気の流れというのは、臓器のように固定されたものではないということです(臓器も結構動きますが、それ以上に気は流動的です)。

丹田に意識を向けるということは、そこに気が集まり、スポーツにおいては安定感が生まれて、さらに鍛錬を積めばそこに「丹」ができあがるということにもなります。

最初に丹田を発見した人に解剖学的知識があったのかどうかはわかりません。しかし、丹田あたりに意識を置いてみたら、うまいこと体が動いたり、活力が湧いてきて健康になったりしたのでしょう。

知識はヒントになりますが、それを鵜呑みにせず、自分で試して経験するということが大切です。

丹田もチャクラも経絡も、知識として知っているだけではなく、それらを自分の健康のために活かすことを試みてみてください。

丹田を活かした瞑想法(站桩法)やチャクラとの関係についてもいずれまた書きたいと思います。

参考:経絡・経穴・ナディ・マルマ・チャクラ論

参考文献

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