研究の軌跡 目次へ 初めての方/目的別MENU

ヨガを教えようと思い始める

スタジオに通いはじめて、本格的にレッスンを受けるようになってからは、さらにヨガの力を実感するようになった。

数年前にジムで受けたあやしいヨガは、全く別のものだったのだろう。

私が最初に呼吸法に興味が向いたように、ヨガにはいろいろな側面があるらしい。

そういえば、このスタジオではあまりそういった特殊な呼吸法は行っていないようだった。代わりに、マントラという変な歌をうたわされていた。これもヨーガの重要な要素であることは、かなり後で知る。

「人それぞれに適した健康法がある」「一つの決まったやり方が万人に最適なわけではない」という感覚は早い段階からあった。

なので、自分が気に入ったヨガを友人に強くオススメしている人をみると違和感を持っていたのだが、これだけいろいろなヨガがあるなら、それぞれに合ったヨガがあるのではないか?(いろいろありすぎて、じゃあ「ヨガ」ってそもそもなんなんだ?という疑問はこの時点ではあまり強く浮かんでこなかった)

これまで私が関わってきた人々のことをおもうと、いろいろな面でヨガが役に立つのではないかと思うようになっていった。

IT業界で働いている人々の中には、私のように目の疲れ・首肩コリ・自律神経系の症状などで苦しんでいる人が多い。鬱病などの人も増えているようだった。

また、なぜか以前から心を病んでいる人々と関わる機会が多かったのだが、そんな病は薬だけで解決できるものではないということは分かっていた。心だけでなく体も整えなければならない。

私は人になにか教えたり、解決策をデザインしてあげることが好きだ。

万人向けよりも、ひとりひとりに合ったものをつくるほうが好きだ。

整骨院に通い続けることに違和感があった経験から、他力ではなく自力で健康を維持できるようになるのがベストだ。

ヨガをベースにした、ひとりひとりに合った、セルフケア方法を教えられるようになろう。

ヨガを本格的に始めてから2ヶ月程度。個人的には結構なスピードで、人生の方向性が変わり始めていた気がする。

家もちょうど一部リフォームしようとしていたので、スタジオにする前提で考えて、現在の佃スタジオのスペースが出来上がった。

この時点でまだ、最初の資格(RYT200)を取りに行く半年くらい前である。

(次)ヨガ資格とスクールについて調べる

(前)視力回復につながるヨガを探して

研究の軌跡 目次へもどる

サイト内検索

コラムを探すページへ