健康法を調べていると、いたるところで「ヨガ」という単語が出てくる。
以前、ブルーベリーやルテインやアスタキサンチンなどのサプリを飲んで眼精疲労の解消を試みていたが、根本的に視力をなおすこともできるのではないかと思うようになり、方法を探していたところ、以下の本に出会った。
「眼がよくなる本―ヨガの秘法であなたの近視も必ず治る」沖 正弘 (著)
結構古い本だが、どうやらこの方は、日本でかなり前からヨガをやっていた方らしい。現代のアメリカから伝わったオシャレなヨガとは異なり、スピリチュアルなどが流行っていた時期の本でもあり、精神的なこともたくさん書かれていた。
沖正弘氏や、「源流に少し近いヨガ」を日本に伝えた人々の本をたくさん読むようになったのは、これより結構後のことである。
このときは、ちょっと古い書き方で読みづらいなーとかポーズがあんまりオシャレではないなーといった浅い感覚で流し読みしていた。
「眼ヨガ-龍村式ヨガ健康法 疲れ目、近視、乱視、老眼、ドライアイ、眼精疲労などの悩みを改善!」龍村 修 (著)
沖正弘氏の弟子である龍村修氏の本も読んでみた。こちらは先程の本の内容からかなり抜粋されていて、写真もあって読みやすい。
これらの本によれば視力は、目だけではなく体全体の状態、そして心にも影響を受けるという。リラックスすることがとても大切。
あまりスタジオで教わったヨガではみたことのないポーズや動きもたくさん載っていた。そして食生活についてのアドバイスなどもあった。
載っていた方法をいろいろ試してみたところ、たしかに目がスッキリする感じはあったが、結構難しいものもあって(仰向けの割座から、腕をねじって前方に伸ばしながら起き上がる…etc.)、そのときは習慣として続けるには至らなかった。
エクササイズ的な習慣にはならなかったものの、載っていたいろいろな動きやポーズを行っていたときに、日頃動かしていなかったために固まっていた部分などが分かってきた。
そのあたりを日常的に動かすように心がけたところ、目の疲れがかなり減って視力も少しずつ回復してきていた。現在オフィスなどへ出張して行っているチェアヨガでもこのあたりで得たものを取り入れている。
極度の近視はなおらないとされているが、どうやら私に関しては、そんなことはなさそうだ。人に教える形に応用できるかは、さらに研究が必要かもしれないが。
このあたりから、日々の生活を、勇気を持って、大きく変える必要があるということを感じ始めて、パソコンを使った仕事はできるだけ減らしていこうと考えるようになっていった。