首に頼るのではなく、背中の大きな筋肉を使う
1日のうち結構長い時間、肩にカバンをかけている人は多いと思います。
肩の位置がずれていると、負担は首にもかかってきて、
首のコリや頭痛などのきっかけにもなりますね。
首の小さな筋肉に頼らず、背中の大きな筋肉を使うように、肩の位置を少し整えてみましょう。
前に巻き込まず、なで肩にならないように、
少し肩甲骨を寄せて、胸を開く。
歩く姿勢も美しくなり、心もすっきりしてきます。
左右どちらの肩にかける?
お風呂上がりなどで鏡の前に立ってみると、ほとんどの人はどちらかの肩が下がっています。
右利きの場合は、右肩が下がっている場合が多いです。
基本的には
・下がっているほうの肩にかけるようにする
・手で持つときは、下がっているほうの肩と逆側の手でも持つ
というようにしていると、バランスが取れてきます。
ショルダーバッグ or 手提げかばん or リュック、どれがいい?
長年議論されていることかもしれませんが、どれがいいかは答えはない気がします。
左右のバランスという意味ではリュックが良さそうですが、背骨の動きや背中側の深い呼吸(胸式呼吸の練習をしたことがある方は、背中側の動きの重要さが分かるかと思います)が制限されてしまったとしたら、結果として内臓にも良くないですね。
考え方としては、同じものを同じ側で持ち続けるよりも、
・いろんなバッグを使ってみましょう
・いろんな持ち方に変えましょう
ということが重要かと思います。
体幹から支え、体幹から動くようにする
ショルダーバッグに限らず、ものを持つときは、末端の小さい筋肉に頼ることなく、体幹の大きな筋肉を使って支えるようにしましょう。
また、歩くときも体幹からのつながりを意識して動くようにします。リュックをしょって歩いている人は、背骨を中心として体幹が動いていない場合が多いように思えます。
固まっているところ、極端に負担が集中しているところがないかどうか、体全体に意識を向けて、マインドフルネス瞑想的に歩いてみましょう。
なかなか難しいですが、日々の習慣を変えることは、疲れを蓄積させず、かつ必要な筋肉が使えて姿勢改善やシェイプアップにもつながり、とても有意義なことです。