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研究の軌跡_20231022 悪い結果を想定しておくべきかどうか

悪い想像ばかりする人がいる。

悪い結果も想定しておくほうがいいのだろうか?

 

どんなに想像しても、それを越えたことが起こる場合もある。

悪い想像をしていると、それを実際に経験したのと同じようなストレスが脳や身体にかかっている。

そんなことをしていても、むだに身体を固めてしまうだけである。

 

それよりも、「何が起こっても大丈夫」「全ては経験である」といったリラックスして余裕のある、執着のない状態をつくっておくほうが良い。

なんだか現実逃避のようでいやだ、という人もいるかもしれないが、あらゆる悪い想像を繰り返してストレスを自分に与え続けるよりも、よほど現実的である。

 

実際に想像を越えた悪い事態になったとき、より良いアクションができるかどうか。

普段から悪い想像をたくさんしていた人は、「あんなに想像してたのに、違うことが起こった!ウキー!」と大慌てになってしまうだろう。

そのとき、少しでもリラックスして余裕があるほうが、冷静に判断できるのではないか。そこで生きるのは、予備知識や想定でガチガチに武装しておくことよりも、観察力や判断力といった本質的な力を磨いておくことであると思われる。

 

どこから引用してきたわけでもなく、これは湧いてきた智慧だ。

 

そんな話を、母に教えた。大丈夫、大丈夫。

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