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研究の軌跡_20240205 4スタンス理論の活用

4スタンス理論のような体癖は、おそらく存在はしている。

しかしそれは、生まれつき変わらないものというわけでもないようだ。

また、その理論に従って動くと「やりやすい」が、果たしてそれは癖を助長することにはならないか、という疑問は当初から持っていた。

とはいえおそらく「今その瞬間における体癖」というものは存在する。

どうも私は左右で異なるし、変化しているようにも思える。

最近、上へ伸び上がるようにプラーナーヤーマを行おうとすると、体の右側は上がろうとしても、左側は下がってしまうような感覚が度々あった。

4スタンス理論の分類で言えば、左側は、少し前まではA2だったものがB2に変わったのかもしれない。右側はわりとA1で安定しているようだ。

おそらくは意識体に存在・起因する癖なのであろう。意(気)の流れをコントロールする際に、その障害となる。

これを改善するために、4スタンスの中央を用いることが有効なようである。

それはすなわち、足のセンターである湧泉と、手のセンターである労宮を、なるべく「常に」意識するということ。

手足末端が関係ないような姿勢や動作をしている際も、そのセンターの意識が、すべてをニュートラル(癖のない状態)にできるように導いてくれる。

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