なぜスマホなどに依存するのか?
外からの刺激が多過ぎるというのもひとつの原因であろう。
会社やカフェなどで、仕事や勉強をしようとするとき、つい隣の会話が気になってしまう。でもスマホを見ていると、なぜか気にならない。
間違ったプラティヤーハーラ
スマホに集中していると、外からの刺激に、心乱されない。プラティヤーハーラ(感覚制御)ができているようにもみえる。
しかしその集中対象が、有意義ではなく心身を固めてしまうものであったら、あまり良いことではないかもしれない。
それは怪しい宗教に心酔して生活を破壊してしまうのに近い。
集中するべきものは、有意義な、自分を高めてくれるものであればより良いであろう。
他の刺激を忘れさせてくれるようなものは、依存性が高い。
麻薬のようなものである。
依存から抜け出すには、その依存しているものに対しても、明確な気づきを向ける必要がある。
今の自分に適した集中対象を選ぶ
集中・瞑想においては、対象の選び方が重要である。
それは本当に良いものだろうか?
スマホではなく、いつでも使える集中対象として、SO-HAM(ソーハム)などのマントラ、呼吸、クンダリニー、チャクラやナディ、オーラ、シンボル、ムドラーなどがある。
今の自分にあったものを選んで持っておき、刺激に対して心乱れてしまわないように、瞬時に全集中をする。
これらの練習を積めば、依存から脱することもできるであろう。