姿勢を維持するために仕事している筋肉は、新しい仕事をすることができない。
動かしたいのであれば、余力がなくてはならない。
そのためには、正しい骨のアラインメントが重要である。
肩甲骨の間、仙腸関節などに、余力があると良い。
そこには督脈も通り、小周天やクンダリニーヨーガにおいても重要である。
なるべく呼吸時には、小周天を意識するようにしよう。
シャヴァーサナ、仰臥位において、仙骨から背骨、頭蓋骨にかけてのアラインメントはどうであろうか。
シャヴァーサナのとき、本当に正しく骨は並んでいるか?
仙骨はどこが床に接するのが正解であろうか。立位の時、仙骨は少し前へ傾いているように見える。そのため、仰臥位でもペタリと腰が床につくよりも、腰椎はアーチになっており、仙椎2〜4番あたり、思ったよりも下の方(尾骨に近い側)が床に接するのがしっくりくるように思える。
これも、わかっていてもすぐ忘れがちである。
インドでシャヴァーサナをしているときに、数年前には気づいていたことだった。
気づきを磨き、つかんだヒントを自然に実践できるようにしていこう。