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研究の軌跡_20230623 正確に重心を感じる

座っているとき、坐骨を意識してみる。

左右がズレていたり、どちらかが後ろや前に傾いていたり、平行に並んでいるべき両坐骨がかなり斜めにズレていたり、いろいろな癖がそこに潜んでいる。

そこでは、数ミリのズレが、頭の位置に大きく影響し、首肩こりや頭痛を引き起こす。

正確に、坐骨の位置を感じ取ることがまず大事である。

私の場合は右坐骨が後ろに傾いて、前方にあり、左坐骨は前に傾いて、後方にある、というねじれたような状態になっていることが多い。

それを改善しようとして、「右坐骨の前に重心を置こう」とするが、それを前方にしすぎてハムストリングスに乗ってしまう。

坐骨の精密な位置を変えるためには、もっと正確に坐骨の前側に重心を置く必要がある。

重心が整い、全身が適度に脱力していれば、上半身など他の部分も自然に整っていく。

立っているときも然り、足裏の正確な重心位置をとらえることが大事である。わずかなズレが、全身に大きな影響をもたらす。

しかし難しいことはない。全身が適度に脱力できるような、正しい全身の位置をさぐるのである。

まず全身に、均等に意識を向けて、注意深く観察する。

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