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研究の軌跡_20230718 エーテル体の理解を深める

セルフケアを考えるとき、肉体だけでなく、多次元的に重なり合った各体を、全体的に捉える必要がある。

まず、肉体に一番近い次元(微細身の中でも一番粗大)、肉体を形づくり維持活動させているエーテル体。私はその意味合いから「生気体」と呼ぶのがしっくりくるが、神智学などではエーテル体と呼ばれるのが一般的である。

肉体的に「死んだ」とき、肉体は少しずつ崩壊していくが、「生きている」ときは腐らないし生き物として機能・活動する。

死んでいる肉体と生きている肉体には、明らかな違いがある。

生き物だけでなく、物質にも同じように、その形を維持させている要素があるはずである。

輪郭のあるもの全てに、その輪郭を維持しようという意志・エネルギーが働いている。

その意志は入れ子になって重なり合い、原子が集まって気体や液体や固体になり、細胞になり、臓器になり、人間になる。

輪郭あるもの全て、それぞれに意志がある。

エーテル体は物質を維持活動させる。健康や生死を考える上ではとても重要である。

エーテル体は、輪郭を覆っているだけでなく、中まで浸透している。というより中身にもそれぞれの部分がエーテル体を持っているともいえる。

セルフケアを行うとき、そのようなイメージで、まず肉体とエーテル体を捉える。

肉体の隅々まで浸透したエーテル体が、肉体にエネルギーを与える。

意識の偏り、思考の偏りなど、癖がある人は、エーテル体にも偏りがある。濃度の高すぎるところはエネルギーが滞って、東洋医学で言うところの「実」となり、濃度の薄いところは「虚」となる。

エーテル体をコントロールするにはどうするか。エーテル体は、「そのようにありたい」という意志を反映し、そのように肉体をつくり、活動させている。

肉体をつくっている「そのようにありたい」という意志は、ひとつではない。

なので、やせたいとか食べたいとか、相反するような意志が衝突する。

そして一番強い意志が、反映される。

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