偏りの慢性化が、病気やコリを生む。
偏りを整えるには?
「偏りを整えよう!」という意志が、また新たな偏りを生み、問題はより複雑になっていく。
子供が遊んだあとの砂場のような、乱雑な表面の砂鉄の砂場があるとしよう。その場所全体に細かーい振動を与え続けると、自然と表面は平らになっていく。
そのような全体へのアプローチは、でこぼこをみつけて意図的にならすというようなことをし続けていくより、よっぽど現実的な方法である。
全体を、気持ち良い振動・波動に浸し続けると、自然に整っていく。
それはおそらく強くて荒い波動ではなく、細かーい、微細なものであろう。振動数の高い波動であり、かつ整えたい体の固有振動数の倍数になっているほうが共鳴して整いやすいかもしれない。波動の選び方を間違えれば、より乱雑になってしまう。
あるいは砂鉄を一定の形に整えるには、磁力などを用いることもあり得る。
砂鉄の中に磁石を置けば、芸術的な磁力線が描かれる。
磁力は意志の力、一瞬で伝わる。
意志が偏っていれば、また偏る。
偏りのない、整った意志ならば、体は偏らない。
そもそも、体は意志でつくられている。
うまく意志を用いれば、偏りは一瞬で消えるし、うまく用いなければまた一瞬で生まれる。