気づきの度合いに応じて、その瞬間に適した集中対象がある。
それは瞬間ごとに変わる。気づきは一瞬にして曇る場合もあるし、一瞬にして晴れ渡ることもある。
人に授ける場合は、その人のその瞬間に適したものを選んであげる必要がある。
気づきが磨かれた瞬間は、言葉では表せないような気持ちよさがある。本人にも、教えている私にも。
他者の力で真理の手がかりを垣間見ることはできるが、それはすぐにまた雲の中に消える。
自ら雲を晴らして、真実を観る勇気と気づきがあれば、いつでもどこにいても、真理を識ることができる。