五感から得られる情報を遮断することで、高次の意識が働き始める。
しかし、人々は五感から得られるものに執着する。
遮断しようとしても、特に音や匂いなどは難しい。
スマホに依存したり、他者との接触に執着したり、わかりやすい快楽に流され続ける。
たとえば、未来を見ようとする、透視をしようとする、そんなことはできないと思い込んでいると、脳の大部分は眠ったままである。
五感で得られないものへ意識を向けてみるだけで、少し脳の眠りは醒め始める。
ただ、べつに未来を見たいとも思わない、というのであれば、それをしぶしぶ試みたとしても何も起こらない。
心から願うことは何だろうか。それは叶わないと思い込んでいるかもしれないけれど。
思い込みを捨てて、そこに至る道を明確にイメージしようとすれば、眠っていたものが機能し始めるかもしれない。