上に昇る流れがあれば、下に降りる流れもある。
どこかが上がれば、どこかが下がってバランスをとっている。
どちらも意識できれば、より良い結果となりそうである。
どこかを上げようとするだけでは、一時的には良さそうでも、新たな偏りが後から影響を及ぼしてくる。
カルマがたまっていくというのはそういうことかもしれない。
「意図的に何もしようとしない」「委ねる」というのはなかなか難しい。それは0%ではなく、50%である、と言うこともできるかもしれない。
完全に脱力するのではなく、50%の意識を全体に置く。完全に無関心になるのではなく、0か100か・20か80かなどと結果を評価せずに、50%の気持ちでただ見守る。
右回りの螺旋を描くなら、左回りの螺旋も同時に描く。
右回りの四面体と、逆さにして左回りの四面体を重ねたのがマカバスター。
なかなか難しいが、逆のことをしっかり同時にイメージするという練習。
そのうち、「双方」「逆」という概念も溶けてなくなっていく。
二元性から脱するための、ひとつの方法。