だいぶ長くなってしまったが、今回でいったん区切ろうと思う。
体と心をうまくつかうために、いろいろなメソッドや思想などを調べてきたところ、共通する真理のようなものが見えてきた。
あとは、それらの表現方法の違いだけである。私はいろいろな人に一対一でお教えする機会があるので、その人のその瞬間に合った表現方法を用いる必要がある。そのためには、いろいろな表現の引き出しをこれからも増やしていくつもりである。
お教えするといっても、恣意的に道へ引き込むようなことは全くしない。自分で自分に適した道を選べるように、心身の癖を手放して雑念を払うためのヒントを出すだけである。
だから自分の道は自分で責任を持って進んでいってほしい。私も自分でいろいろと実験をしてきた。誰のせいにもせず、誰にも依存せず、クリシュナムルティの言葉を借りるならば「アウトサイダー」として。
ヨガをメインに実践したり教えたりしてきたけれど、ヨガに依存したことは一度もない。終始、いろいろなメソッドの中の優秀なひとつとして捉えている。
依存ということに関しては、家もスタジオも固定せず場所に縛られないことを目指すべきかもしれない。もしかしたらいつかそうしていくかもしれない。
しかしグルジェフやユクテスワなどのような優れた師匠でも、結構弟子とイザコザがあったようである。なかなか簡単ではない。そういったイザコザも含めて、必要な自然の流れなのかもしれない。
無駄なことはひとつもないが、肉体に与えられた時間は一般的には有限なので、より質の良い実践ができるように、より質の良いヒントを出せるようにしていこう。
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