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免疫・アレルギーの研究まとめ

このページでは、免疫系・アレルギーの基礎についてまとめながら、チャクラやヨーガ行法との関係性について考察していく。(随時更新)

引用部分は、特に表記のない限りWikipediaからの引用(「免疫系」2024年4月23日 (火) 04:44 UTC)とする。

免疫系の基本

免疫とは

免疫系(めんえきけい、英語: immune system)とは、生体内で病原体などの非自己物質やがん細胞などの異常な細胞や異物を認識して殺滅することにより、生体を病気から保護する多数の機構が集積した機構である。この機構はウイルスから寄生虫まで広い範囲の病原体と異物を、生体自身の健常細胞や組織と区別しながら感知し、機能している。免疫系においては、細胞、組織、器官は、精密かつ動的に連係している。

免疫の分類

免疫系は自然免疫(先天性免疫、基本免疫)と獲得免疫(後天性免疫、適応免疫)とに大別される。

自然免疫にはある特殊な細胞が備わっており、それらは侵入物が自己を再生産したり宿主に対し重大な被害をもたらす前に発見、排除し、病原体が体内で増殖して宿主に深刻な害を及ぼす前に対処する事ができる。

獲得免疫は抗体や補体などの血中タンパク質による体液性免疫とリンパ球などの細胞による細胞性免疫によって担われている。リンパ球には分化成熟して免疫グロブリンを産生するB細胞のほかに、胸腺で分化成熟するT細胞などがある。その他、食作用によって抗原を取り込んで分解してT細胞に提示する樹状細胞なども免疫機能の発現に関与する。これらの細胞は骨髄で産生され、胸腺やリンパ節、脾臓などのリンパ系組織での相互作用をへて機能するようになる。

自律神経と免疫

自律神経の基本

自律神経には基本的に、交感神経と副交感神経がある。

交感神経は主に活動的な時に働くため「闘争・逃走」の神経であると呼ばれる。副交感神経は主にリラックス時に働き、「闘争・逃走」以外の機能をコントロールする。

交感神経と免疫

活動的な時に働く交感神経は、主に細菌や寄生虫に対する免疫をコントロールする。

「闘争・逃走」の際は傷を負ったり、飲食物を口から取り入れる可能性があるため、この行動に関連する免疫が働くようになっていると思われる。

花粉症などのアレルギーに関連するのは、寄生虫に対する免疫にも関連するIgE抗体である。交感神経の緊張が極度に高まることによって、それを抑えるために副交感神経が反射的に緊張し、アレルギー反応が起こると考えられている。

副交感神経と免疫

リラックス時に働く副交感神経は、主にウィルスに対する免疫をコントロールする。

「闘争・逃走」をしていないリラックス時には、呼吸を深めたり体内の病気を治したりするために、ウィルスへの免疫が強まると思われる。

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