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研究の軌跡_20230303

「◯◯は悪である」といった情報を、まことしやかに人に伝えたり、人から聞いたりすることが、日常的にそれなりの頻度であるかと思います。

では、なにがどう悪いのか?

つきつめていくと、結局「みんなが言ってるから」「本で読んだから」「ツイッターで話題になってたから」といった曖昧・断片的な情報に基づいていることがほとんどです。

なにかを批判するなら、確たる信念のもとに、責任を持って行うと良いでしょう。

批判される側にも、命をかけている人がいるかもしれません。

批判するということは、その人への攻撃になります。命を守ろうと、必死に抵抗するでしょう。それが結局のところ、戦争の原因ともなります。

科学的につきつめるのは自分の責任ではない、などと言う人は、科学者を全面的に信頼しているということでしょうか。

科学が全てを説明できるのなら、こんな世の中になっているでしょうか。

では今、科学を批判するとします。

科学は、自然現象の「ある一面」を明快に説明してくれます。

しかし、そこに当てはまらないものを例外として排除します。つまり、全てを説明できていないということを、自ら表しています。

なので、全ての判断を科学に委ねるというのは、明らかにオカシイことになります。

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