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研究の軌跡_20230514 ムドラー・バンダによる骨盤底筋の操作、オーガズムと死

肛門を締める力は、生命力を表すという。

肉体が死ぬ時、肛門はゆるむ。生きている間は通常、ゆるむことはない。

肛門を締める練習をするムーラバンダあるいはアシュヴィニームドラーは、生命力を高めることにもつながる。しかし、肛門をコントロールする意味は、それだけではないようだ。

参考:ゲーランダサンヒター概説3.49-3.67 〜ムドラー解説3〜

肛門を自由にコントロールできる柔軟性と意識をトレーニングすると、オーガズムにも変化が現れる。

ムーラパンダによる会陰の収縮、ムーラーダーラチャクラを刺激することによって発生するオーガズムは、会陰と前立腺(子宮)周辺の収縮と、肛門のゆるみを自動的に起こす。

常に締まっているはずの肛門が自動的にゆるむということは、意図的に「死」を体感することも意味するのではないか。

その機構が発生するために、肛門や骨盤底周辺への繊細な意識と骨盤底筋の柔軟性があればより進めやすいと思われる。

クンダリニー覚醒には、「死」の意識が重要な要素として関わっている。その上で、肛門や骨盤底のコントロールは大きく関わっているのであろう。

参考:クンダリニーヨーガ(クンダリーニヨガ)の研究まとめ

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