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研究の軌跡_20230910 ラベリングの見直し

情報が多すぎる世界、自分に関係ないものは一瞬にして「不要」のラベリングをして注意対象から外す。

それに慣れたつもりになって、整理上手を気取っている人々。

まだ慣れず、情報に心乱される人々。

情報に対する反応は、様々。

 

そして、わかりやすいものに慣れすぎて、わかりにくいものはすぐに「不要」のラベリングをしてしまう人々がいる。

あるいは、自分の意に沿ったものでないものを「不要」にしてしまう人々もいる。

「不要」にして関わらないようにするだけでなく、「悪」として攻撃してしまう人々もいる。

ラベリングの精度とスピードは重要である。

精度が悪ければ、本当に必要なことを「不要」にし続けてしまう。度々訪れるヒントに対して、半自動的にラベリングしてしまう。

そして結局、気づきと変容の機会を逃し続け、今生を終える。

 

それもまた経験。多くの人にとって、進化は幾生もの生まれ変わりを要するのかもしれない。ひとつの生は、「結局何を成してきたのだろうな…」というぼんやりした結果しか残らないかもしれない。

しかしそこから脱したいなら、ラベリングのフィルターに執着せず、見直す機会をつくるのが良いかもしれない。

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