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研究の軌跡_20241222 ハリー・エドワーズ、バーバラ・アン・ブレナン、ダスカロスなどヒーラーに関する本

今どんな能力を磨いていきたいかと考えると、

  • 微細な世界について気づきを磨き、そして適切に教えられるようになりたい
  • ヒーリングの精度を高めていきたい

といったことがまず思い浮かぶ。

こういったことはもはや書籍から得られるものが少なく、カフェで白紙のノートに、思い浮かぶことを左手で書き綴っているときに気づくことが多い。

そのため最近はあまり新しい本を買っていなかったが、なんとなく久しぶりにヒーラーのハリー・エドワーズ氏の本を買ってみた。

Amazon:スピリチュアル・ヒーリング: 理解と実践のためのガイド/ハリー・エドワーズ (著)

この本は、彼のヒーリングにおける患者との接し方など具体的な経験が多く書かれている。曖昧でわかりにくい部分も多いヒーリングというものに対して、似て非なるものをしっかり区別するなど、彼にとってのヒーリングの定義を明確に線引しているように感じた。そこには彼のヒーリングの限界もまた感じ取られる。

ただこの本は、編集のせいなのか、「◯◯とは?」という見出しに対してその答えがそこに結局書かれていなかったり、とても回りくどく書かれているので読みやすい本ではないように思えた。具体的にヒーラーになるための実践法などが簡潔に書かれているわけではなく、大部分は彼の経験に関する話である。ヒーリングの経験が多少なりともある人にとっては、そこから有益な情報が読み取れるかもしれないが、そうではない人にとっては、ただ自分の経験を語っているだけかと感じられてしまうかもしれない。読まれる際は、そのあたりに気をつけて読んでいっていただきたい。

 

ハリー・エドワーズ氏を最初に知ったのは、なんとなく私がやっていることはヒーリングと呼ばれる領域に近いのではないかと思い(ヒーリングを始めよう!と思って始めたわけではないので)、後追いで「ヒーラー」と呼ばれた人々について調べてみようかと思ったときであったと思う。

最初は、氏の主著のひとつである以下の本を読んだ。

Amazon:霊的治療の解明/ハリー エドワーズ (著)

こちらも主に経験談が書かれていて、手法や行法などをまとめた本ではないようである。この本を読んで、彼のヒーリングには「想念」が重要な意味を持っていることが感じられた。これはダスカロスのヒーリングで「エレメンタル」として登場するものに近いように思える。

 

私は特定のヒーラーに憧れてヒーリングのようなことを始めたわけではないが、最初にヒーラー的な人の本を読んだのは、バーバラ・アン・ブレナン氏の「光の手」だったかと思う。また、彼女と関わりの深かった本山博氏も心霊治療についてよく著作の中で触れている。これらの本も、ヒーラーを目指して読んでいたわけではなく、チャクラについて調べていたときだったかと思う。

Amazon:光の手 (上)/バーバラ・アン・ブレナン (著)

参考:密教ヨーガ―タントラヨーガの本質と秘法/本山博(著)|書籍紹介

また、ヒーラーを調べていく中で、ダスカロスに関する本や彼の弟子の本もよく読んでいた。

Amazon:メッセンジャー/キリアコス・C・マルキデス (著)

「メッセンジャー」はダスカロス自身の著作ではないが、彼の生き様がよく描かれていてとても参考になった。続編もあるが、そちらはダスカロス自身の言葉は少ないためそれほど参考になる部分はなく、評価も低いようである。

以下の本は弟子による著作であるが、こちらも実践的で参考になる。おそらくダスカロス関連の修行法については一番詳細に解説されている。

Amazon:クジラと泳ぐ ダスカロスと真理の探究者、その教えと実践/ダニエル・ジョセフ (著)

より簡単で分かりやすい本としては、ダスカロスの娘さんが書いた以下の本かと思う。特に色を使ったピラミッドをイメージする観想法などもあるため、この本は多くの図がカラーで描かれていてわかりやすい。

Amazon:光界への門/パナヨッタ・セオトキ-アテシュリ (著)

 

「メッセンジャー」を読んでいると、ダスカロスの弟子もよく登場し、彼らもまた超常的な能力を持っていることがうかがえる。

過去の偉大なヒーラーや神秘学者などの、弟子やその後の教えの行方に関して語られることは少なく、しっかりその能力は受け継がれているのだろうかというのは正直気になるところではある。

一代限りの突然変異的な超能力者だったのか、それともその教えを受け継ぐことで他の人々も覚醒するのか。ダスカロスの教えはしっかり受け継がれて、弟子たちも能力を持っているようである。

ただそういった優秀な弟子たちも、偉大な師匠の教えが込められた本がすでにあるのなら、あえて自分で改めて本を書こうとはしないのかもしれない。そのため、弟子たちに能力が引き継がれているのかはあまり世に知られないことが多いと思われる。

 

私もより精度を磨き、そしてできるだけ多くの人にセルフでも他者にもヒーリングできるようになってほしいので、教えられる部分はうまくまとめていきたい。

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