機能解剖学事典一覧へ 目的別メニュー
腰方形筋

腰方形筋の起始停止・拮抗筋・関連ヨガポーズ・ストレッチ・トレーニング

この記事の目次

腰方形筋の特徴

腰椎の両側の深層にある長方形の筋肉。主に脊椎(腰椎)を側屈・伸展する働きがある。上部は第12肋骨につながっており、第12肋骨を下制する働きもある。

腰痛の原因のひとつになりうるが、大部分は脊柱起立筋に覆われているため、マッサージするにはコツが必要である。

側屈や前屈をある程度長い時間キープする(陰ヨガなどで行われる)ことによってストレッチできるが、ふだんから猫背の人は胸椎だけを動かしてしまいがちなので、腰椎をしっかり動かす意識をすると良い。

≫腰方形筋の画像検索

腰方形筋の主な働き

  • 脊椎(腰椎)の側屈(同側)
  • 脊椎(腰椎)の伸展
  • 第12肋骨の下制

主な拮抗筋

脊椎の側屈

  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 腰方形筋(反対側)
  • 脊柱起立筋

脊椎の屈曲

  • 腹直筋
  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋

肋骨の挙上

  • 外肋間筋
  • 上後鋸筋
  • 前斜角筋
  • 中斜角筋
  • 後斜角筋
  • 小胸筋
  • 大胸筋

主な協働筋

脊椎の側屈

  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 腰方形筋
  • 脊柱起立筋

脊椎の伸展

  • 脊柱起立筋
  • 腰方形筋
  • 半棘筋
  • 多裂筋

肋骨の下制

  • 内肋間筋
  • 下後鋸筋
  • 内腹斜筋
  • 外腹斜筋
  • 腹直筋
  • 腰方形筋

腰方形筋の起始・停止

起始

腸骨稜の内唇

停止

第12肋骨、腰椎1〜4番(または3番)の肋骨突起

腰方形筋を鍛えるヨガポーズ・エクササイズ例

腰方形筋をストレッチするヨガポーズ・エクササイズ例

≫筋肉一覧へ戻る

サイト内検索

コラムを探すページへ