自然は流れている。
流れに逆らうにはエネルギーが要る。
偏り・歪みを整えるために、一時的に流れを意図的に作ることをする。
ナディはそのようにして用いられる。
しかし、意図を同じ方向に加え続ければ、また新たな偏りが生まれる。
整ったら、何もしない。
何もしない、ゼロポイントの状態には、陰陽のすべてのエネルギーが流れ込む。
偏りのない流れを維持する上では、「環流」の概念が大切になる。
環流をつくるには、3つ以上のポイントが必要である。
右目と左目だけでは不十分、陰と陽だけでは不十分。
QEの三点法などは、その原理を用いているように思える。
ラジャス・タマスの二極と、その軸上にはないサットヴァ。
三点のつながりを同時に意識し、環流を意識することができれば、自然に全てが整っていく。
「瞬間ヒーリングQEのすべて ―キンズロー・システム実践ガイドブック―」フランク・キンズロー (著), 前田 まりこ (翻訳)