梵:काली kālī
英:night, black color, abuse, defamation…
日:黒、夜、非難、時と死と破壊を司る女神、カーリー(カリ)
カーリー(カリ)の意味
カーリー(カリ)とは、「黒」や「夜」を表す言葉であり、ヒンドゥー教の「時と死と破壊を司る女神」の名前としても知られる。
カーリー女神の肌は黒く描かれ、カーリー・マー(黒き母)とも呼ばれる。ラーマクリシュナが「マー」と呼び日々祈りを捧げ続けた女神である。
人間の精神性が最も低くなる「暗黒の時代」を「カーリー・ユガ(カリ・ユガ)」と呼ぶ。
カーリー(カリ)、発音と表記
サンスクリット語ではkālīであり発音に従うと「カーリー」という意味になるが、日本語では「カリ」と表記されることもある。
aとiは長母音にするか短母音にするかで意味の変わる言葉になってしまうため、正しくカーリーと発音するべきであろう。
関連用語
関連書籍
書籍紹介:インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯/田中嫺玉(著)|書籍紹介
Amazon:聖なる科学―真理の科学的解説/スワミ スリ ユクテスワ (著)
Amazon:あるヨギの自叙伝/パラマハンサ・ヨガナンダ (著)