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研究の軌跡_20231007 目のバランス

体の部分をいろいろいじってみても、なかなか根本的なバランスが整わない。

整ったとしても、すぐに偏ってしまう。

何が原因か?

ひとつは、「目」から始まる偏りかもしれない。

目の偏りは、見ようとする対象の距離・方向・範囲(視野)・奥行き・動き(動体視力)など、色々な要素が関係しているが、それらが一定の状態で長時間かたまっていることによって偏りが定着してしまう。

現代において、同じ距離、同じ方向のものを見続ける時間が、どれだけ長いことか。

眼球の動きは、脳の働きに大きく関わっている。

眼球が動いていないと、頭の働きが悪くなる。

ストレスを抱えているひと、心に病気を抱えている人は、目玉の動きがおかしいことが多い。

眼球を、いろいろな方向に動かしてみる。

乱視のチェック図形は、いろいろな方向に拡散する線を使って、ぼやけている方向がないかどうかでチェックしている。

ぼやけている方向へ、しっかり目玉を動かして外眼筋をストレッチすることで、乱視が改善することがある。

目玉を動かしてみると、動かしやすい方向(動かして気持ち良い方向)と、動かしにくい方向がある。外眼筋の偏りがある。

外眼筋は、不思議な構造をしていて、1つの眼球に6本ついている。(6方向に均等についているわけではないが)

この6という数字は重要かもしれない。

足立幸子さんのように、「視力を高める」「乱視を治す」といった目的で神聖幾何学的な図形を描こうとすると、私の場合はほぼ必ず六角形や六芒星、あるいはその対角線が浮かんでくる。

参考:あるがままに生きる/足立幸子(著)|書籍紹介

少なくともこの6方向に対して、眼球がスムーズに均一に動かせるようにすると、体全体のバランスが整うような気がする。

まず思いついたのは、この二次元的な動きだったのだが、それを三次元的、四次元的に拡げていくこともできるように思えた。

なんなら一次元から始めてみようか。

  1. 一次元:まばたきをしっかりする(0と1)
  2. 二次元:六角形または六芒星を描く(6つの頂点の方向へ、眼球を向けられるようにする)
  3. 三次元:横から見ると六芒星になる、2つの正四面体を逆さに組み合わせた星型十二面体をイメージする(肉体は、この星型十二面体の中央にあり、周りを取り囲まれている形。そこから各頂点へ眼を向けるイメージをする)
  4. 四次元:2つの正四面体を、お互い反対方向に回転させるイメージをする(体の周りで、2つの正四面体が左方向・右方向へと回転している)

といった形で、ドランヴァロ・メルキゼデク氏が書籍「フラワーオブライフ」に記していたマカバ瞑想が現れてくる。

ここまでイメージできれば、肉体だけでなく、微細な体までいろいろと整っていく。

これをイメージしながらアーサナを行えば、間違いなくバランス感覚・安定感が上達するし、中心が安定すれば柔軟性も高まる。

まずはしっかりまばたきすることから。そして目で大きな六角形を描くこと。ちなみに六角形の向きは、角が上下を向いているような向きで六角形を配置するのが私は好みかもしれない。

上の点にしっかり目を向ければ、シャーンバヴィームドラーになってアージュニャーチャクラ覚醒の行法になり、下の点にしっかり目を向ければ、ナサグライドリシュティになってムーラーダーラチャクラ覚醒の行法になる。

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