セルフケアやヨーガの勉強などのために、私が読んできた書籍を紹介していきます。
今回は、「あるがままに生きる/足立幸子(著)」です。
簡単に言うと、どんな本?
タイトルのまま、「あるがままに生きる」ためのヒントが書かれている本です。
コンパクトな本で、優しい言葉で書かれているので、「あるがままの自分」を忘れて迷いが生じたときに、パッと手にとって読みやすいです。
ヨーガやマインドフルネスにおいても、あるがまま・ありのままといった言葉がよく出てきますが、それは本で学んだり他人に教わったりすることではなく、そもそも知っていることのはずです。
しかし、ジャマするものがたくさんあるから、「あるがまま」がわからなくなってしまいます。
この本には、「あるがままに生きること」をジャマするものを、少しずつ手放していくためのヒントが、とても優しく語りかけるような形で書かれています。
どんな人にオススメ?
自分は何があれば幸せなんだろうか?本当は何をしたいんだろうか?といったことに迷っている人には、良いヒントが得られるかもしれません。
日頃から雑念が多かったり、集中力がなかったり、といった思考の癖に気づき始めた人や、瞑想を始めようとしたけどうまく行かなかったりといった人にも、ヒントになるかと思います。
また、著者の方はヒーリングアートなどを描いていらっしゃったので(表紙の絵もそうです)、神聖幾何学など図形の持つ力に興味のある方にも参考になる部分があります。
「波動」という言葉がよく使われていますが、むずかしいとかあやしいとか思う人もいるかもしれません。そこがピンとこなくても、全体的に優しい言葉で書かれているので、生き方に迷いがある人は読んでみると良いかと思います。
私個人の読んだ時期・感想
チャクラやクンダリニーなどを調べていた際、どうも「音」「色」「形」といったものが身体や心や意識を変える可能性があるのだなということに気づきはじめ、それらは結局エネルギーの形態でありそもそもは「波」だなぁ、などと考えているときに、本当になんとなくAmazonのオススメに出てきたので買ってみたのが、著者のお兄さんが書かれた「波動の法則」でした。
なんともあやしい本のようにも見えますし、あやしい言葉と図形がたくさん出てくる本でしたが、どうやら私が直観していたのと同じようなものを彼も直観していたように思えました。
そして「波」が、意識を変える上で「言語」以上に大きな意味を持つのではないかという直観が確かなものになっていきました。
言語による気づきも私はたくさん得てきましたが、言語の表現はどうしてもノイズが含まれてしまい、人によって受け取り方が様々になります。それに対して「波」は、繊細な感覚が必要にはなりますが、より直接的で潜在意識にアプローチするような気づきを与えてくれるように思えます。
「波動の法則」の中で、彼は妹さんの話をとてもよく書いています。妹さんもいろいろな力を持った図形を描く方のようでした。
その妹さんも本を書いていらっしゃるということだったので、読んでみることにしたのが、今回紹介した「あるがままに生きる」です。
こちらの本は、足立育朗氏が多用しているようなエクサピーコといった宇宙の言葉は全く出てきません。足立幸子氏が講演などでしゃべった言葉がそのまま書かれているようなので、本人も言われているように「でまかせ(出るにまかせる)」で語りかける形の文章で、とても読みやすかったです。
私も直観を大切にして日々生きてきましたが、たまに迷いが現れたとき、この本を読んで迷いを晴らすということがありました。とくに「波動をあげる三つの条件…その一、あらゆるこだわりを取り除く」の部分だけさらっと読んで、あるがままの自分を思い出す、ということが私の場合は多かったです。
「波動の高い」文章を読むだけでも、スッキリするということがあります。煽り文句やもったいぶった表現の多い「波動の低い」本よりも、こういった本を大切にしたいなと思うようになりました。
「あるがままに生きる」の目次
- はしがき
- 地球の波動がどんどんあがってきた
- 個にして全
- 波動をあげる三つの条件…その一、あらゆるこだわりを取り除く
- 能力は結果
- 波動をあげる三つの条件…その二、行動に移す
- 波動をあげる三つの条件…その三、深い部分の自分(神我・真我・本当の自分)が望んでいることをやる
- あなたが本当にやりたいことを見つけるには
- すべての現象はあなたが出している波動に同調して来る
- 直観の時代
- 『愛』と『愛情』はまったく別物
- 経験と知識の限界
- 直観を楽しもう
- 『尊徳』と『損得』
- 宇宙との調和度
- 新しい時代の教育
- 調和度の高い夫婦
- 進化したセックス
- 『こうあるべきだ』という枠をはずそう
- ≪真我≫に素直に生きる
- 他への依存を捨て、自立の時がやってきたーもうグッズはいらない!
- 原点に戻って考える
- 自分の枠をはずすことが大切
- 自分の無限の可能性を求めて
- あとがき
「あるがままに生きる」の購入先
Amazon
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