どんなに良いことだと分かっていても、習慣にするのはなかなか難しいですね。
習慣をつくるには?
- やらないことを決める
- 「今の自分」に合った習慣を選ぶ
この2つが大事だと思います。
やらないことを決める
そもそも忙しい生活をしている場合、新しい習慣をそこにねじこむのはできませんね。
日々の生活の中で、余計なことをしてしまっているのであれば、それをやらないようにするのがまず先決です。
たとえば「考えること」も結構なエネルギーを使っています。
スマホやテレビを観る時間を削ってみたり、余計な情報をキャッチすることをやめてみたりしてみましょう。考えるための余計なエネルギーを使わなければ、寝る時間が短くても大丈夫になるかもしれません。
また、仕事中の姿勢や歩くときの癖などは、慢性的な体の不調を生んでいるかもしれません。
長年しみついた癖を直すのは簡単ではないですが、気づいて直すことを繰り返していけば必ず少しずつ直っていきます。
このような「ついついやってしまっている、心と体の癖」を見つけて手放す必要があります。そのためのヒントが、瞑想やヨガにはつまっています。
余裕ができたら、自然と新しいものや新しい出会いが流れ込んできたり、自分の中からは純粋な気持ち・智慧・本当にやるべきことといったものが湧き上がってきます。
その本来あるべき流れを、余計な習慣でじゃましてしまっているだけなのです。
「今の自分」に合った習慣を選ぶ
その習慣が自分に合っているかどうかは、自然にやりたいと思えるかどうかで判断すると良いと思います。
「なんとなくやりたい」が一番です。直感です。
理由をつけないとできないようなことだったら、それはちょっと違うかもしれません。
なんとなくやりたいと思ったことをいろいろ試してみて、なんとなく合ってそうなものが見つかれば、それを続けてみると良いと思います。違和感があるなら手放して、別のものを試すと良いでしょう。
そして、「今の自分」は常に変化しています。
ずーっと同じ習慣を続ける必要はありません。
自分の変化を観察しながら、もしその習慣が要らなくなったら、執着せずに手放します。