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どこかが固まると、全体に影響が出る

どこかが固まると、全体に影響が出る

細かいところにも意識を向けてみると、全身に思わぬ変化が

あまりキレイな写真じゃないですが、足指を効果的に動かすための方法をご紹介します。

足指のストレッチはよくレッスンの序盤に行っていますが、下記の方法を最近レッスンで取り入れたら予想外に好評だったので、ぜひ朝の習慣として行ってみてください。

うまく行えば、足でしっかり地面をつかめるような感覚が一日中続き、体の使い方が変わってきます。

体の細かい部分にも意識を通してみる

体は全体が関連しあって動いているので、どこかが固まると、そこに合わせて少なからず全身に影響が出ます。

たとえば、いつも意識を向けていない足の小指をたくさん動かしてみると、とたんに股関節の柔軟性が高まったり、足首をたくさん回してみると、首がよく動くようになって肩こりが改善したりします。

とはいえ、普段から動かしていないと、足の小指のような部分はなかなか意識が通りません。

そこで、リハビリなどでも使われる「アイソメトリック収縮(等尺性収縮)」を使ったエクササイズがオススメです。

小指の可動域を高める方法

1)写真のように、ベルトやタオルなどを小指にひっかけ、軽く外側へひっぱります。

2)それに対して、小指側もしっかり筋肉を使って負けないように抵抗します。外側へ引っ張られて指が開いてしまっていくようであれば、ベルトでひっぱる力が強すぎです。力が拮抗し、位置が変わらない状態で筋肉を使い続ける(=等尺性収縮)ということです。

3)10秒くらい行ったあと、ゆっくり吐きながらゆるめます。

すると、筋肉を「動かして」いなかったにもかかわらず、ふわっとゆるむような感覚になります。
基本的に筋肉は、ぎゅっと使ったあとに力をゆるめると、柔軟性が高まる性質があり、これを使ってだんだんと可動域を広げていきます。

ひっぱる方向は、最初は外側真横から始めてみて、いろいろ角度を変えてみると良いです。内側方向にもやってみましょう。

他の指も同様にやってみます。立って歩いてみたとき、かなり足の裏の感覚が変わっていると思います。

≫朝の習慣にしたい呼吸法とヨガポーズ

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高橋陽介

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