根府川道場に久しぶりに行くことにしたので、行く前に、チャクラやクンダリニーといった「微細なもの」とはなんなのかを改めて探ってみた。
文献を頼らず、深く瞑想して、気づきを得る。まだ確信には至らないが、少しヒントのようなものが得られたので書いておく。
この物質世界には、様々な「波」が重なり合って存在している。電磁波は、宇宙空間のように物質的な媒体が無くても(無いようにみえる空間でも)伝わる。
通常人々が目で見ることができる光は、電磁波の一種であり、ごく一部の可視な周波数帯の波である。
ラジオやWi-Fiや電話などの電波は目では見えないが、それぞれの周波数帯で情報を伝達していて、それらの波を送受信する「装置」がある。光も、目や身体で受け取って初めてそれが光だと認識される。
波を送受信するには、その波と同じ周波数で振動できなくてはならない。
そのため、高周波数の波を送受信するには、それなりに細かーく振動できる「物質」ではなくてはならないが、超高周波数の波となると、一般的な「物質」では振動の細かさに限界があり、ただ通り抜けてしまう。
たとえば宇宙の別の星や地球の中心からの情報やエネルギーが、ある特定の超高周波数の波で伝えられているとしたら、それを受け取ったり返事を返したりするには、その周波数帯で振動することのできる、「一般的な物質ではない」装置あるいは器官が必要となる。(ただし、元素表が示すように物質は常に新しく創られており、今後はそういった新しい物質でより高周波数の波が送受信できるかもしれない→またそれが世界全体の進化を表すのかもしれない。)
そういった、Wi-Fiなどとは全く異なる超高周波数でやり取りされている世界が、ヨーガなどでいう「微細」な世界なのかもしれない。
そもそも物質も「粒子」でもあり「波」でもある。原子も元々は波という「意志」をぎゅっと固めて作られたものであろう。
微細な波を送受信する器官をチャクラとするなら、「そういう機能を持ったチャクラという器官をつくろう」という意志のもとで、微細な原子を作ってかためて、チャクラを作りあげたのかもしれない。
クンダリニーは、神智学の定義ではプラーナ(気)やフォーハット(電気や熱など)とは相互に変換できないエネルギーであるとされるが、おそらくそれらとは異なる周波数帯の波だということであろうか。そして波同士は干渉し合うため、クンダリニーの波は、チャクラという波で作られた器官を賦活することができるのかもしれない。
このように様々な波が重なり合っていて、それぞれが振動しているということを観察すると、微細な世界へのさらなるヒントが得られそうである。このあたりの話をイメージできていると、足立育朗氏の本「波動の法則」の伝えようとしていることがわかるようになっていくと思われる。
別次元(パラレルワールド・別の可能性の世界)とのつながりについては、また改めて瞑想してまとめていきたい。