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食生活に関する実験 〜ファスティング・酵素・間食・目に効くサプリ〜

食生活に関しては、諸説ありすぎてどれが真実かはわからない。

諸説あるということは、主張している本人はその理論によってそれなりの効果があったということなのだろう。

つまり唯一の公式などは存在しなくて、最適な食生活は人それぞれ異なるというのが真理かもしれない。

というわけで私も自分の体を使って、数々の実験を行ってきた。

ファスティング・酵素

当時の私は、肉もラーメンもスイーツも酒も好きで、月1回の肉会やスイーツ会を主宰していたほどに食欲にまみれていた。

食べすぎによる不調も度々経験していた。

年末に、ずっと鼻水が止まらないという期間があったのだが、2週間経っても3週間経っても止まらないので、これは風邪ではないなと気づき、いろいろと調べてみた。

すると、「食べすぎによって鼻水が止まらなくなることがある」という、全く予想もしていなかったヒントを得た。たしかに年末で暴飲暴食が続いていた。

解決法としては、少食にするか、断食(ファスティング)が効果的だという。

食欲にまみれていた私であったが、鼻水の面倒くささにうんざりしていたので、ファスティングを試してみることにした。

断食といっても、12時間あるいは24時間、固形物を食べずに、酵素ドリンクなどで補うという方法を使った。

一応本も買って軽く調べてみた。

「ファスティングダイエット―ジュースを飲んで体のあぶらと毒を落とす」山田豊文 (著)

果物や野菜を使ったドリンクの作り方などがたくさん書かれていたが、あまり作るのに時間もかけられなかったので、手軽にできそうな酵素ドリンクを使う方法を選んだ。

「タモン ベジスリム酵素 原液タイプ 500ml  2本セット」

結局この時買ったベジスリムを現在も続けているので、6年くらい継続して飲んでいることになる。

ものすごいたくさんの野菜などが溶け込んでいるようで、一体どんな味なのかと不安だったが、結構甘くて深みのある味だった。

当初はジューサーを使ってリンゴなどをつぶした果物ジュースで割って飲んでいたが、それも面倒になってきたので市販の果物ジュースで割るようになり、豆乳も入れたりするようになって、現在では野菜ジュースと豆乳とショウガを入れたものを毎朝飲んでいる。

さて、ファスティングの効果だが、12時間断食を2日ほどやっただけで、あれだけしつこかった鼻水が止まったのである。これはスゴい。普段どれだけ食べすぎ飲みすぎていたのか。これ以降、基本的に普段は少食にするように心がけるようになった。

酵素自体の効果は、どれほどあるのかは未だにそれほど劇的な感覚はないけれど、酵素ドリンクは結構腹持ちがいいので、1食抜くことがそれほど苦ではなくなるのが良かった。

間食を体に良いものに変える

家で仕事をしていたので、気をつけないと間食はモリモリ食べてしまう。メインはチョコ。

というわけで、できるだけ体に良くて腹持ちの良いものに変えてみることにした。

定番はナッツ。しかし結構おいしいので、気をつけないとこれもモリモリ食べてしまう。

「KIRKLAND (カークランド) シグネチャー ミックスナッツ 1.13kg」

あとはドライフルーツ。レーズンやプルーンなどを食べていた。

しかし腹持ちのいい食べ物というのは、消化してエネルギーに変わるまでに時間がかかるというのが特徴でもあり、すぐにアタマに栄養を送りたいときにはやはりチョコを食べることにして、併用する形で間食マネジメントしていた。

目に効くサプリ

とにかく目を使う仕事を続けていたので、目の疲れからくる首肩コリなどの症状をどうにか改善できないかと模索していた。

まず試してみたのは、定番のブルーベリー。

「DHC ブルーベリーエキス 90日分 (180粒)」

半年ほど続けてみたけれど、効果はまあそれなりに効いてるのかなという感じ。

他にもいろいろ調べて、ルテイン、アスタキサンチンなども試してみた。

「大塚製薬 ネイチャーメイド ルテイン 60粒 [機能性表示食品(成分評価)] 30日分」

「大塚製薬 ネイチャーメイド アスタキサンチン 30粒 [機能性表示食品(成分評価)] 15日分」

一番効果が実感できたのはアスタキサンチンかもしれない。ただ、ブルーベリーやルテインに比べて結構高価だった。最近は安くなっているのかもしれない。

アスタキサンチンは、美肌効果などもあるようなので、興味のある方は試してみる価値はあると思う。

最初は眼精疲労をなんとかしようと思っていろいろ研究していたのだが、調べているうちに、「視力改善」というテーマの情報も目に入るようになってきた。

私は小学生からメガネだったし、視力はずっと0.1以下で、コンタクトレンズが手放せない生活をしていた。

極度の近視になると、一般には良くならないと言われているが、もしかしたら良くなるのか?ということに気づき始めていた。

アスタキサンチンなどを飲んでいると、若干の改善はあったが、根本的に視力を良くするためには、いろいろな心身の癖を変えていかなければならないと思った。

視力改善エクササイズなどを調べてみると、目だけでなく体全体を使うものも多い。そして、その中でもヨガというものに度々出会うことになる。

それ以来、いろいろと試してきた結果、現在は0.4〜0.6程度は見えるようになって、大抵の場合はメガネを外して生活できるようになった。ただし、波はある。つまり視力というのは、体や心の状況によって結構変動するのである。

目に関する研究は、もう少し結果が出てから、いずれまた別の形でまとめようと思っている。

(次)いろいろ試した末に、ヨガに行き着く

(前)心の静寂を求めて、禅・老荘などの教えに興味が向く

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