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心の静寂を求めて、禅・老荘などの教えに興味が向く

禅の教えに興味が向いたのは、偶然だったかもしれない。

そもそも仏教というものもよくわかっていなかったし、禅という宗派に「教え」があるのかどうかということも知らなかった。ただ坐禅をして、長い時間それに耐えられれば良いのかな、くらいのイメージでいた。

禅と老荘の教えに出会う

そんな中、友人から「禅語」の本をいただいたのが、大きなきっかけになった。

そこには、シンプルな漢文と解説が並んでいた。なんとも読みやすくて、写真もキレイで、良い本だった。

禅語の中には、日本のことわざになっているものも数多くあり、日本人の道徳や行動理念の深いところに禅が関わっているということに気づいた。

「禅語」という定義は明確なものではないかもしれない。いろいろな教えが混ざり影響を与えあって日本に伝わってきたので、すべてが「禅オリジナルの教え」というわけでもない。

というのも、そのあと同じシリーズの本で「老荘」に関するものを買ってみたところ、同じような教えもたくさん載っていたのだ。

これらの本を読んでみた中で、当時一番気に入ったのは「知足(足るを知る)」だった。この言葉に関する教えは、禅語・老荘のどちらにも載っていた。そして後で知るのだが、ヨーガの8支則の中にも出てくるのである。

宮本武蔵と沢庵禅師、剣術と禅

唐突ながら、ここで漫画の「バガボンド」の話をしておきたい。主人公の宮本武蔵にアドバイスをするキャラとして、たびたび重要な場面で「沢庵禅師」が出てくる。

以前から宮本武蔵が好きで、特定の師匠を持たずに実戦で学んでいく姿勢が、私と同じような感じがして共感するものがあった。

昔ちょっと剣道もしていたのもあり、模造刀や木刀も手元にあって、たまに精神集中したいときなどに構えたりしている。

「五輪書」も読もうとしたりしていたが、こちらは当時はなかなか難しくて断念していた。

禅に関する知識を得る前までは、バガボンドは単に剣術家としての宮本武蔵の成長を描いた作品として読んでいたが、禅語の本などを読んだあとにバガボンドを読むと、宮本武蔵にアドバイスをする沢庵禅師の言葉や、柳生石舟斎・宝蔵院胤栄たちの言葉がとても響くようになった。漫画なのに、付箋も貼ったりしていた。

ちなみに先ほど画像を貼った29巻は一番付箋が貼ってあったので、名言が多かったのだろう。

その中で一番響いたのが、以下の言葉だった。

お前の生きる道はこれまでも、これから先も天によって完璧に決まっていて、それが故に完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは。」(29巻)

検索して調べてみたら、結構同じ言葉で感動した人がいるようだ。

沢庵禅師の「不動智神妙録」も読んでみようと思ったが、これも当時はまだ難しかった。

しかしこういったことをきっかけに、禅や仏教、その他宗教や哲学に関する知識を深めていくことになった。

そして、ヨーガと禅が同じルーツでつながっていたことにも後で気づくことになる。

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