梵:वर्ण varṇa
英:color, paint, class of men
日:種姓、色
ヴァルナの意味
ヴァルナとは、元々は「色」の意味であり、ヒンドゥー教社会を四層の「種姓」に分割する宗教的身分制度を表す言葉。
「カースト制」とも呼ばれることがある。
4種のヴァルナ
- バラモン(ブラフミン):司祭階級
- クシャトリヤ:王族・武人階級
- ヴァイシャ:庶民階級
- シュードラ:隷属民
バガヴァッド・ギーターの4章13節で、クリシュナ(ヴィシュヌ)がグナ(要素)とカルマ(行為)を配分することで四つのヴァルナ(種姓)を生み出したと語られている。
ヴァルナの外にいる不可触民
ヒンドゥー社会における被差別階級の人々も多く、アウトカースト、パーリヤもしくはアヴァルナなどとも呼ばれる。