梵:वेद veda
英:science of health or medicine
知識、科学。
古代インドで編纂された一連の宗教文書であり、ヴェーダという語自体は「知識」などの意味。
広義のヴェーダは下記4つのパートに分けられる。
- サンヒター(本集)
- ブラーフマナ(梵書・祭儀書)
- アーラニヤカ(森林書)
- ウパニシャッド(奥義書)
狭義のヴェーダはサンヒター(本集)のみを指し、主に下記4ヴェーダがある。
- リグ・ヴェーダ
- サーマ・ヴェーダ
- ヤジュル・ヴェーダ
- アタルヴァ・ヴェーダ
「ヨーガ」という語が現れた最古の記録としては、ヤジュル・ヴェーダ(黒ヤジュル)に付属するタイッティリーヤ・ウパニシャッドに見られるが、その時点でのヨーガという語の意味は不明であるとされる。