浜比嘉島で1泊したあと、那覇へ向かいます。
途中で普天間宮に寄って、市内の神社をまわったあと瀬長島の温泉に入り、レンタルバイクを返して、久茂地(ゆいレール県庁前駅)の宿に泊まりました。
この記事の目次
浜比嘉島の朝、シルミチュー
浜比嘉島、7時前ごろ。日の出前に目が覚めて、シルミチュー公園に行ってみます。
公園から見ると、太陽はちょうどクバ島の端あたりから上ってくるところでした。
日の出を見た後、朝の静かなシルミチューに。
やはり、鳥居の左にあった岩が気になりました。
岩に手を合わせたあと、シルミチューの浜へ。
浜から見ると、クバ島の真ん中の少し欠けたようにみえるところから太陽が上ってきました。
やはりクバ島にもパワーがありますね。潮が満ちているので歩いてはいけませんが。
ここでしばらく坐って、積み石をして、宿に戻りました。
宿は朝食夕食なしになっていましたが、決まった時間内に行けばトーストとコーヒーをいただけるらしく、ちょうど浜から戻ったときにいただきました。
おじぃとおばぁと少し東京・月島の話をして、早めに浜比嘉島を出発しました。
普天間宮
再び気持ち良い海中道路を渡って本島に戻り、内陸の方へ、普天間宮に向かいます。
普天間宮が気になったのは、洞窟の中に奥宮があるというのを知ったのがきっかけです。
奥宮に入るには、名前と住所(都道府県まで)を書いて、20分に1回案内されるのを待ちます。
巫女さんが鍵をあけてくれて、洞窟の中に案内されます。メインの拝所だけでなくいくつもの岩に縄が巻かれていて、それぞれ礼拝されている様子でした。
表の宮の佇まいとは全く異なる空間がそこにあります。訪れる人は少ないのかもしれませんが、長年大切にされてきた重みが感じられました。
普天間宮の場所
波上宮(なみのうえぐう)
普天間宮から、西側の海のほうへ出て、海沿いの国道58号線を走ってみました。
国道58号線はとても車線が多い上に左端には謎の一方通行の道が並行していて、原付はどこを走ったらいいのかな?と気にしながら、しばらく気持ち良い海沿いの道を走ります。途中で海沿いの道は自動車専用道路になってしまったので58号線に沿って少し内陸を走り那覇の中心部へ。
宿のチェックインの時間には少し早かったので、近場をまわってみます。
特に目的にしていたわけではないのですが、普天間宮にも行ったので琉球八社をできるだけまわってみようと思い立ち、波上宮に行きました。
那覇市内は当然ながら無料駐車スペースはなくて、原付も道路脇にちょっと停めておいていいのかわからず。レンタルバイク屋さんには駐車取り締まり気をつけてくださいねと言われていましたが、ここまでの旅程ではまったく取り締まられるような場所を走っていなかったので、緊張感が漂います。
おそるおそる原付を停めて、ささっと波上宮にお参り。
手水場の「洗心」の金文字がいいですね。
着物を体験しているらしき外国人観光客も結構いました。
波上宮の場所
護國神社
奥武山公園に向かい、護國神社へ。
ちょうど巨人キャンプの最中だったようで、結構人が多かったです。
奥武山公園の中にはいくつか神社があり、全体的に良い雰囲気が漂っていますね。
護國神社は特に、平和祈念公園やひめゆりの塔などで感じたのと近い「平和」の念が漂っているように感じました。
護國神社の場所
沖宮(おきのぐう)
琉球八社の中の一つ、沖宮。
奥武山公園には原付で北側の駐車場から入っていったので、護國神社のあとに沖宮に行きました。奥武山公園駅から入る場合は、沖宮のほうが近いようです。
鳥居の色と質感が独特ですね。旧暦の新年の祝いと、ひな祭りが同時に行われている時期のようでした。ひな壇が飾られていてピンクの提灯がたくさんかかっています。
右奥には弁財天もいらっしゃいました。全体的に、ちょっと雑然としていますが、これはこれで。お守り売り場には、キャンプに便乗したお土産も売られていますね。
沖宮の場所
宿泊先:くもじ荘
11時チェックアウトで14時チェックイン可という便利な宿。
建物自体はとても古そうですが、個室で立地が良いわりに激安でした。オーナーさんは外国人でお客さんもほとんど外国人のようでした。数泊滞在したら、外国人の友達ができるかもしれないですね。
私は1泊だけしました。あとで温泉に行ったので、共用シャワーも使わず。
くもじ荘の場所
瀬長島、龍宮社、龍神の湯
原付を返す前に、最後に瀬長島に行きました。
那覇空港あたりから瀬長島までの道がものすごい渋滞していて、返却の時間に間に合うか、ちょっとひやりとしました。
瀬長島に至る海中道路も気持ち良いですね。
島に入ると、海沿いの道と、丘へ上がっていく道に分かれます。目的地の温泉は丘の上にあります。
丘の上のホテルの前には瀬長島龍宮社。また龍に会えました。
龍神の湯、クチコミではいろいろな評価があるようですが、私は良い場所だと思いました。
数日前に入った佐敷の猿人の湯と比べると、そちらのほうが源泉かけ流しだったので温泉の質は良かったです。ただ龍神の湯は露天風呂がメインで寝湯や壺湯や立ち湯などいろいろ楽しめます。空が開けていて、海も見えて、良い空間でした。サウナも塩サウナとミストサウナの2種類がありました。
空港に近いので、混雑するタイミングもあるのかもしれません。私が行ったときは比較的空いていたのかと思います。
龍神の湯の場所
奥武山公園から県庁前へ徒歩
瀬長島を後にして、給油して原付を返却。
レンタルバイク屋さんのある奥武山公園駅あたりから、宿のある県庁前駅のほうへ向かって歩いてみます。旭橋駅のあたりにおいしい飲食店が集まっているようで、このあと何度かそのあたりでご飯を食べました。
この日は鳥玉で定食。卵まみれ。エッグスンシングスの定食屋版みたいなお店ですね。