この日はゆいレールと徒歩で行ける範囲で、那覇市内のパワースポットをまわります。
天久宮
宿のチェックアウトが11時までなので、その前にいろいろまわろうと思い早朝から歩き始めます。
まず泊港の方へ歩き、その先にある天久宮へ。
上の立派な鳥居の先は駐車場で、礼拝所へは鳥居をくぐらず左の階段を下りていきます。
ちょうど同じタイミングで訪れた方々がいて、たくさんのお供え物を持って、丁寧に礼拝していました。
この方々、あとで安里八幡宮でも見かけました。琉球八社を順番にお参りしていらっしゃるのでしょうかね。
天久宮のすぐ隣には高校がありました。パワースポットが近くにある環境で学べるのはいいですね。
天久宮の場所
旧崇元寺石門
徒歩で安里のほうへ向かい、旧崇元寺石門へ。
歴史のありそうな壁と門の先に、大きなガジュマル。その先は平らな広場のようになっています。
長年この地を守ってきた雰囲気のある、立派なガジュマルでした。
旧崇元寺石門の場所
安里八幡宮
崇元寺から少し坂を上がって住宅地の中へ、ひっそりと安里八幡宮があります。
公民館と保育園の間に溶け込むように建っていますね。静かに人々を見守っている感じがあります。
先ほど天久宮にいらっしゃったお二人が丁寧に礼拝していたので、邪魔しないように遠くから手を合わせて帰りました。
安里八幡宮の場所
末吉宮
安里八幡宮からおもろまち駅まで歩いて、そこからゆいレールで市民病院前駅へ。
少し歩いて末吉公園が見えてきます。
さて末吉宮、他の那覇市内の琉球八社とは違って、駅から訪れるには一つ谷を越える必要があり、アップダウンのある道を歩かなくてはなりません。
公園の入口から見ると、まず谷を下っていって川を渡り、その先へ上っていきます。
ちょっとした山歩きができて、気持ちの良い場所です。公園は賑やかですが、このあたりにはほとんど人はいなくて静かでした。
いくつか分かれ道があって、直感で歩いていったら先に「宜野湾御殿の墓」に着いてしまいました。
ここは、なかなか。良い場所です。
しばらく佇んでいたくなりますが、末吉宮の方へ。
山道にはいくつも分かれ道があり、パワーを感じるガーや礼拝所がいくつかありました。
本殿に着くと、独特な石段と橋があります。この入口自体には鳥居などはないようです。
布の色が映えますね。石段は、上ってはいけないそうです。警報が作動するとか書いてありました。
ここには数人の観光客がいました。山道には一人もいなかったけど、どこから入ってきたのかな?と思ったら、裏側にも入口があるようですね。
さて、本殿もいい雰囲気なのですが、よりパワーを感じるところがある…と思って奥の方へ歩いてみると、地図上では「子の方御水(にのふぁうびい)」となっている岩壁と水場が現れます。
樹と岩と水と、それぞれにパワーがありました。
このあたりは末吉宮を中心に、いくつかパワーのある場所が集まり、全体的に良い雰囲気が漂う場になっていました。
末吉公園側から入るにはちょっとした谷越えになりますが、裏側の住宅地からは少し階段を登り降りするだけでたどり着けます。
裏側の入口はこちら。私はここから出て、住宅地を通って儀保駅のほうへ向かいました。
儀保駅の近くには盛光寺。仁王像が印象的です。
末吉宮の場所
首里城
儀保駅から首里城へ行ってしまおうかと思いましたが、時間の関係で一旦県庁前の宿に戻りチェックアウトして、赤嶺駅にある次の宿に荷物を預けてから、首里へ。ゆいレール1日券を片手に、行ったり来たり。
首里城は火事が起こる前に訪れたことがあるので、観光どころはさらりと拝見します。
前に訪れたときは、この弁天堂の雰囲気が気に入りました。
今回のメインは、首里森御嶽(すいむいうたき)です。
前回訪れたときはこの場所に全く目をとめることはなかったのですが、改めてしっかり感じてみようと思って訪れました。
たくさん人が訪れる(通り抜ける)場所にあるので、あまり強い存在感を出しているようには感じられませんが、本当に静かに、場と人々と見守っているような感覚があります。
この「見守る」というのは、積極的に「守る」というよりもただただ関心を持って「眺めている」というような感覚に近いように思えます。善悪や結果に執着せず、かといって無関心なわけではなく、眺めているという感じです。
根府川道場の御神前や住吉神社など、神前で私がよく感じていた、時が止まっているような感じがその空間にありました。
脇には焼け残った龍の柱などが展示されていました。ここにもまた龍が。
首里城の場所
首里城〜金城町
首里城から石畳の道を下りていきます。
植物の説明なども随所に掲出されています。この朝顔状の花、色合いがいいですね。補色。
大アカギ。このあたりを見守っているような力を感じます。
なるほど、このあたりの一部の人々が礼拝してきたようです。小さな拝所がありました。
この花も、良い色合い。
石畳の道が続きます。
居心地の良さそうな金城村屋。ここにも龍が描かれていますね。
谷底の川あたりまでくると、ガーがいくつかあります。
そこからまた坂を上っていきます。点字ブロックの色が独特。
住宅地の中を上っていくと、琉球八社の識名宮があります。
識名宮
識名宮、いい名前ですね。
これで琉球八社のうち七社をまわれました。もう一つの金武宮は、浜比嘉よりもだいぶ北にあるんですね。
識名宮は小さな神社ですが、近隣の人々によく礼拝されている感じです。お守りなどもしっかり売っています。
そんなにメジャーな観光地ではないのでしょうけれども、一人旅をしているらしいヨーロッパ系の女性がいました。なぜかじーっと見られていたのでちょっと気になったのですが、特にそこでは会話はせず。
なんと、翌日に再会することになります。
識名宮の場所
いづみ洋菓子店
識名宮の近くには駅はないのですが、最寄りの安里駅までは歩いて30分弱らしいので、歩いてみます。
サンエーもあるしパワースポットも多くて、このあたり(繁多川)も住みやすそうな感じがします。
歩いていると、昔からやってそうな小さな洋菓子屋さんがありました。
買っちゃいますよね、もちろん。
安くて見栄えも良くて、たくさん買ってしまいそうになります。
レモンケーキとマドレーヌのいろんなバリエーションが売っていました。一応どれが人気か聞いてみると、スタンダードなレモンケーキが人気のようです。
素朴な優しい味でした。
安里駅まで歩くと、気になる商店街があります。栄町市場。おでんバー「Power Spot」がありました。
そのあと結局ゆいレールに乗らずおもろまちまで歩いて、那覇メインプレイスのスタバ。
このスタバ、ファミレスみたいなボックス席がありますね…。うちの近所ではあまり見たことがないです。
那覇メインプレイスは、アジアン雑貨屋のマライカ(前回来たときより縮小しているけど)も入っていたりして結構お気に入りです。
いづみ洋菓子店の場所
那覇メインプレイスの場所
宿泊先:グランドキャビンホテル那覇小禄
スタバでまったりした後、ゆいレールで赤嶺駅へ。宿泊先のグランドキャビンホテル那覇小禄にチェックイン。
翌日の早朝に台湾行きの飛行機に乗るので、空港近くの宿にしました。とても清潔で綺麗です。
ラウンジの席もたくさんあって電源もあり、スーパーも近くにあって、長く滞在するのにも便利そうです。
ただ半個室タイプなので、近い部屋にうるさい人がいると眠れないかもという若干ギャンブル要素がありますね。
この日は、巨人キャンプが近くで行われていたので少し混んでいました。