宮古島2日目、気温は22℃前後で暖かいです。
天気は朝から小雨が降ったり止んだり。
沖縄のパワースポットを調べていると、宮古島自体がパワースポットであるとかいう話も出てきますが、宮古島周辺でも特に「大神島(おおがみじま)」は別格に扱われているようです。
大神島については、別記事で詳しく書こうと思っていますので、この記事ではそこに至るまでに行ったところや、船に乗るところなどについて書きます。
宮古島からは船で15分ほど。わりと近くにあって、池間大橋あたりからも見ることができる小さな島です。
ただ、天候や海の状況、神事が行われている時期などによっては、入ることができないと言われています。
そんな話を聞いていたので、一応宿を出る前に、船が出ている島尻漁港へ電話をして、確認をしておきました。
島尻のマングローブ林・ばたらず橋
大神島への船は予定通り運行しているようでしたので、島尻漁港へ向かって出発しました。
ただ結構強い雨が降っていたのでスタートが遅れて、おそらく10:20の船には間に合わないだろうという時間になってしまったので、予定を変更して池間島の方向へ先に向かいました。
島尻から池間島に向かう途中に、マングローブ林があります。
ただ、Googleマップ上で示されていた細い道は雨で冠水してしまっていて、原付では通れなさそうなので迂回して、ばたらず橋の方へ。
ばたらず橋は、小さな橋ですが海側もマングローブ林側も眺めが良く、私がいたときは車もほとんど通らず静かな空間でした。
横に駐車スペースがあったので、そこでしばらく坐って穏やかな水面と林を眺めながら佇んでいました。
雨は結構降っていましたが寒くはなく、レインコートを着て坐ってしばらく静かな空間を楽しみました。
ばたらず橋の場所
池間大橋・池間島(いけまじま)
ばたらず橋でしばらく坐った後、雨が少しおさまったので池間島の方向へ。
池間島には、長い池間大橋を渡っていきます。はたして原付で渡り切れるのか。
池間大橋の前に、世渡橋(せどはし)という橋もあって、ここも眺めはとても良いです。
地図ではこんな感じで、池間島までずっと一本道です。
ただこのときも結構な雨が降っていました。でもなぜか池間島へ導くような力を感じて、向かっていきました。
池間大橋、結構長いです。雨の中、無事に渡り切れるのか。
片側一車線なので原付で走るのはちょっと気をつかいますが、観光シーズンでもないので車はほとんど通っていません。
そして雨の中を走って池間島についた瞬間に雨がやんで、雲間に青空が見えたんですね。おそらくこれが目的だったのではないかと。
困難の末にみえた景色は、心を動かすのだなと思います。
青空が少し見え始めた池間島を走っていると、きれいなビーチがあったので少しそこで休憩しました。
地図上では「イキヅービーチ」となっているあたりかと思います。
池間島を一周する道は、たまにきれいなビーチがあって、ほとんどは農地の間を通っていく道です。全体的に静かな島ですね。
雨があがったのでレインコートを脱いで、残り半分を周って池間大橋を戻っていきました。
後で大神島に向かいますが、池間大橋のたもと(宮古島側)から大神島を見ると、このくらいの距離感です。
また、このあたりの海もとても綺麗です。駐車して写真を撮っている人も少しいました。
池間島の場所
西平安名崎(にしへんなざき)
大神島への次の船は13:00発、まだ少し時間があるので、西平安名崎へ。西と言っても、宮古島全体でみると北のほうにあります。
宮古島の南東の端にある東平安名崎のほうがメジャーなイメージはありますが、西平安名崎も池間大橋を真横から眺められたり、夕方ならサンセットが見られたりといった特徴があります。
池間大橋から行くとすると、地図上ではすぐ右折して細い道をくねくね通っていけそうに見えますが、この道は農地で未舗装道路でした。原付ではきついですが、なんとか通れます。
西平安名崎へ向かう長い道は、ちゃんと舗装された道路になっています。
途中に風力発電所が2つあり、晴れていれば結構雰囲気の良い道だと思います。
西平安名崎には展望台のようなところがあって、そこからの池間大橋の全貌が綺麗に見えます。
展望台から向こうに池間島。
西平安名崎には、突然オシャレなガーリックシュリンプ屋さん「HARRY’S Shrimp Truck」があります。
ちょうどお昼だったので数組のお客さんがいました。
さて私もどこかでランチを食べようかと思って調べていると、ちょうど島尻漁港へ向かう道に高評価の沖縄そば屋さんがあるようだったので、そこへ向かうことにしました。
西平安名崎(にしへんなざき)の場所
にいまそば
狩俣の町も静かな感じであまり車も通っていないのですが、この場所だけ大盛況でした。
お昼の時間だったので、名前を書いて少し待ちます。10分くらい待って、食券を買ってIN。
細麺とちぢれ麺が選べます。おばちゃんにどっちが人気あるか聞いたところ、ちぢれ麺だねぇというので、なんこつそば(中)のちぢれ麺をいただきました。
普通のお家でやってる感じで、場所の感じも和みます。
にいまそばの場所
島尻漁港→ウカンかりゆす
にいまそばから、先ほど坐っていたばたらず橋を通って、島尻漁港へ。
信号も目印もほとんどないので、このあたりもどこで曲がるのか難しいです。でも曲がり角は、結構ある。
にいまそばでゆっくりしてしまって少し急ぎましたが、10分前くらいに着いて(朝に電話で聞いたところ、出港5分前くらいには乗船してくださいということでした)、往復チケットを買って定期船「ウカンかりゆす」に乗船。
乗船時に復路のチケットも取られてしますが、行ったら帰ってこない人はいないので、帰りは特になにも見せなくていいようです。
この時点での天気は、たまに青空が見えるくらいで、雨は降っていませんが全体的に曇り空です。
15分くらい乗船して、大神島に到着。
島尻漁港の場所
参考:大神島への定期船の時刻表
大神島(おおがみじま)
今回の宮古島訪問のメインです。
大神島については、別記事で詳しく書きました↓。
13:15くらいに着いて、帰りの船は16:30。
歩いてすぐに一周できてしまうので、人によっては時間を持て余すかもしれませんが、私にはちょうど良い時間だったように思えます。
一通りまわったあとに良き場所を見つけて、しばらく坐っていたら、一気に晴れていきました。感動的でしたね。
帰るころにはすっかり晴れていました。
そして島尻漁港から宿へ帰還。そんな2日目でした。
大神島の場所
次の記事:宮古島3日目|伊良部島・下地島・来間島