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アムリタ(アムルタ) amṛta

梵:अमृत amṛta/amrita
英:ambrosia, nectar, water, food, poison, quicksilver…

日:霊薬、甘露

アムリタ(アムルタ)の意味

アムリタ(アムルタ)とは、「霊薬」「不死の薬」「甘露」などを意味する言葉。

ヨーロッパにおける「アンブロシア」と多くの点で一致し、各文化圏や宗教において、不老不死の薬の概念が見られる。

ギリシャ語で神々の飲み物「ネクター」との共通性もあり、インド・ヨーロッパ語族の語根*nek-(「死」)と-*tar ( 「克服」)の複合語であるとされる。

ヨーガとアムリタ(アムルタ)

ヨーガにおいては特定のチャクラを覚醒させることによって、アムリタ(ネクター)の形で微細なエネルギーを得られるという。そのため、閉ざされた空間でも長い時間生き延びることができるなどと言われる。

ハタヨーガの身体論では、頭の真ん中の「月」からアムリタが滴り落ちており、それは通常は腹部の「日」で消費されてしまうため、寿命は減っていくことになる。しかしケーチャリームドラーなどの技法によって、そのアムリタを有効活用することができるようになるといわれる。

喉のヴィシュッディチャクラの解毒の働きも、アムリタの活用に大きく関わっている。

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