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マルマ marman

梵:मर्मन् marman
英:core of anything, joint, articulation, mortal point, vulnerable point…

節、中心、重要な点、マルマ。

マルマとは、瞑想行や、アーユルヴェーダの治療や武術などで用いられる、体の表面や内部に存在するポイント。

「マルマ」という言葉の意味としては、「ジョイント(節)」という意味や、脆弱なポイントといった意味など、「弱点」のニュアンスも含む言葉でもあり、武術における致命的な打撃を与えるポイントとしても用いられる。

マルマとチャクラ・経穴

マルマもチャクラ・経穴も、体内の重要なポイントとして扱われ治療や武術などに用いられるが、マルマは比較的「物質的」なものであり、筋肉や関節などに存在し、チャクラや経穴といった気(プラーナ)に関係する微細なものとは異なる。

参考:経絡・経穴・ナディ・マルマ・チャクラ研究

マルマへの施術

マルマを用いた治療には、指圧、オイルを用いたマッサージ、鍼灸などが用いられる。

このあたりも経絡・経穴と近いものがあるが、アプローチしている対象は別であると思われる。

マルマヨーガ

アーサナを行いながら、マルマを刺激したり、意識を集中したりすることで特定の効果を高める、マルマヨーガも行われる。

通常の現代ヨガにも応用しやすいため、アーサナの効果を高めるためにもマルマは有効なものと思われる。

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