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上手な練習法:少人数・マンツーマン教室の通い方

上手な練習法:少人数・マンツーマン教室の通い方

余計な時間とお金を使わずに、効率的にレベルアップ

通い放題制の大人数スタジオに比べると、単発&チケット制の少人数・マンツーマンの教室は、週数回などの頻度では通いづらいかもしれません。

とはいえできるだけ毎日に近い頻度で練習したほうが、体は確実に変化して行きます。

なので、毎日の自主練を効率的に進めることも含めて、私が考える「少人数・マンツーマンのヨガ・ピラティス教室の上手な通い方」をお伝えします。

初心者のうちから、うまく教室を活用していくには下記のような流れが良いかと思います。

この記事の目次

「自主練するための基礎」をしっかり身につける

できるだけ毎日練習していただきたいのですが、ポーズの方向性が正しく理解できていないと、効果が出なかったり怪我をしたりします。

なので、いきなりポーズが完璧にとれなくても、自主練していくための「方向性」を理解することが大事です。
ポーズを行う目的、筋肉・骨の構造や動き(必要な範囲で)、深くポーズがとれない場合の簡単バージョン、といったことを知っておくのが良いでしょう。

教わらずにそれっぽく行ってしまっていて、効果が出ない上に慢性的な痛みを抱えてしまう場合もあります。
練習していて違和感を感じたら、しっかり教わってみるのが良いでしょう。

基礎を身につけるまでは、週1回以上程度の頻度で通ってみるのが良いと思います。

基礎が身についたら、できるだけ毎日少しずつでも自主練をしていきます。方向性がわかっていると、「続けていればいつかできる」という安心感があり、少しずつ深まっていくのが楽しくなってきます。

進歩を評価してもらい、道を示してもらう

自主練が正しくできるようになったら、月1〜2回などの頻度で、進歩をみてもらいに通うのが良いと思います。

心身の癖というものは、結構しつこいものです。
自主練を続けていると、いつのまにか再びいつもの癖が顔を出して、苦手な動きを無意識に避けてしまったりします。
ちょっとした方向性の修正をしてもらうのはとても大切な機会になります。

目標にしていたポーズなどができるようになったら、次の目標を提示してもらって進めていくのが良いでしょう。

難しいポーズをみたとき、最初は「無理!」と思うかもしれませんが、心身の準備ができてきたら、「ちょっとがんばればできるかも?」と思えるようになってきます。
挑戦したいポーズがでてきたら、先生に相談してみましょう。

仮説を立てて、確かめにいく

練習を深めていくと、課題も明確に見えてくるようになります。

「これがうまくいかないのは、ここの筋力が足りないのでは?」

といった仮説を自分で立てられるようになってきます。
その仮説が正しいかどうかを確かめるために、教室へ教わりに行ったり本をみてみたりします。

この進め方ができるようになると、「手当たり次第に本を買ったりいろんなワークショップに行ったりして期待はずれで終わる」ということも、とても少なくなるでしょう。
必要のない時間とお金を使うことなく、効率的に深めていくことができます。

漠然と迷ったときに、ヒントをもらいにいく

仮説が全然立てられない、どこがどう問題なのかサッパリ分からないという状況も結構訪れます。

そんなときにも、視点を変えたら課題が瞬時に明確になることがあります。

迷ったら、試しにヒントをもらいにいってみるのも良いと思います。

ただ、これを繰り返していると、「手当たり次第」になってしまいます。

ヒントをもらいにいこうとする前に、一度瞑想してみるのが良いでしょう。
考え過ぎて、あるいは余計な情報を得すぎて、答えが見えなくなっていることもよくあります。
一旦余計な心の働きを抑えてみると、見えてくる答えがあるかもしれません。

違和感に気づき、正しい道を自分の中に探す

どんなにしっかり教えてくれる先生でも、答えを授けられるわけではなく、答えに至るためのヒントをくれるだけです。答えは自分の中にあります。

なので、余計な時間とお金を使う前に、瞑想をして内観できるようになっておくのはとても有効です。

瞑想は、余計な心の働き、余計な情報を手放していくため「集中力」と「洞察力」を養うための実用的なテクニックです。自分の心身の違和感や、得た情報に対する違和感などを察知する力を身につけることで、怪我を避け、余計な情報に惑わされず、効率的に練習を深めていくことができます。

エクササイズとしてヨガ・ピラティスを始めた場合でも、早い内に瞑想のやり方に触れておくのをオススメします。

≫瞑想は「集中力」と「洞察力」を養う

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

高橋陽介

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