梵:उपनिषद् saṃhitā
英:text treated according to euphonic rules, science, conjunction, union…
日:本集、科学、叢書
サンヒター(サムヒタ)の意味
サンヒター(サムヒタ)とは、「本集」「連続したもの」などを意味する言葉。
「一緒に」を意味する接頭辞「サム」と、「置いた」を意味する「ヒター」を合わせた言葉
ヨーガとサンヒター
ひとつのテーマについてまとめられた一連の本を指す言葉として用いられ、ヨーガではハタヨーガの教典「ゲーランダ・サンヒター」や「シヴァ・サンヒター」などで知られる。
ヴェーダとサンヒター
インドの重要な古典であるヴェーダは、4つの部分に分かれている。
- サンヒター(マントラと祝福)
- ブラフマナ(儀式、儀礼、犠牲、象徴的な犠牲に関するテキスト)
- アーラニヤカ(儀式、儀礼、犠牲に関する注釈)
- ウパニシャッド(瞑想、哲学、精神的知識について論じたテキスト)
サンヒターは、ヴェーダの中の最も古い部分であり、マントラ、そして自然やヴェーダの神々への賛歌、祈りなどが含まれている。