この写真、なんだかわかりにくいかもしれませんが、インドで滞在していた村の近所にあるアシュラム(一定期間滞在してヨガ的な生活をする場所)の前に、大量に捨てられていた「アイスの箱」です。
ここに写っている5倍くらいは捨てられていました。さらに、ここに至る前の道路には、大量のジュースのペットボトルも…(道路20mくらいにわたって、写真の10倍くらいの量が捨てられてました)。
東京じゃ毎日路上清掃車が走ってるからこんな光景は見られないなあ、などと思いつつ。
なんでこんなものが大量に捨てられていたのか。
推測ですが。
そのアシュラムでは、たくさんの人々が体質改善のために長期間滞在していました。
おそらく肥満のために体を壊した人々がここを訪れて、最後に甘い食べ物への執着を捨てるために捨てたのかなと。
なかなかの念が込められたゴミたちですね。
新しいことを始める前には、何かを手放して余白を作る必要があります。
ヨガは「手放す」ためのコツをたくさん教えてくれます。続けているうちに、だんだん余白が増えていって、そこへ新しいものがたくさん流れ込んできたり、産まれてきたりします。
じつはここのアシュラム、キリスト教の施設だったので十字架や鐘も設置されていて、とても不思議な空間でした。独特な宗教観ですね。
散歩してたら偶然見つけて、突然訪ねていったのに丁寧にアシュラムの説明をしてくれたシスターさんに感謝。
参考:インドでのヨガ生活まとめ