進路が決められない高校生・大学生の方に
選択肢が多すぎる。
様々な価値観がSNSで流れ込んでくる。
そんな時代。
私はデザイン業のほうでインターンやアルバイトの面接をする機会があるのですが、
「やりたいことを見つけたい」「とりあえずスキルをつけたい」といった高校生・大学生の方によく出会います。
そういう方は、残念ながら不採用にしてしまうことが多いです。
採用する企業側の視点
やりたいことがわからない状態よりも、やりたいことがあってそこへ向かって生きていくほうが楽しいですし、モチベーションもエネルギーも自然に湧いてきます。誰に指示されることもなく、自分から進んで動いていけるでしょう。
採用する側も、もちろんそういう人を採りたいですよね。やりたいことと、企業の方向性がマッチすれば、とても「良い出会い」になります。
こういった「良い出会い」がたくさん生まれたほうが、社会全体としても成長していくことができます。
自分に合った会社に採用されるためのポイント
自分に合った会社に採用されるために、私が大切だと思うポイントは、
「”今”向かいたい方向性を自分で把握していて、自分の力で少しずつでも歩んでいること。」
「”今”その瞬間」どこへ向かっているかを把握していることが大切です。
世界も自分も変化しているので、瞬間瞬間で方向性は変わっても構わないのです。変化に気づき続けるということが必要です。
そして、方向性があるだけでは足りませんね。進むエネルギーも必要です。
今の時代、自力で知識を得て進むことのできる範囲はかなり広がっています。
崇高なビジョンがあっても、自力で踏み出せる一歩すら踏み出していないようでは、説得力がありません。
自力で進んでいたら、いつの間にか起業していたという人も少なくないですね。
では、自分が行きたい方向性を見つけるにはどうしたらいいか?
一般的な自己分析ツールを使ってみて、納得できる結果が出るようであればそれでも良いでしょう。
しかし現状の社会を見たところ、自分にマッチした会社に就職できていない人がとても多い気がします。
本当に自分が行きたい方向性を知るには?
行きたい方向性は、自分しか知らないのです。
面接に行く企業を選ぶ前に、自分しか知らない、自分の特性に気づくことから始まります。
その気づきを邪魔してしまっているのは、周りの誰でもなく、自分自身の心の働きです。
余計な心の働きがあると、自己分析ツールを使っても正確な答えは出ません。
「余計な心の働きを手放し、本来の自分に気づく。」
これはまさにヨガや瞑想の目的であり、そのための具体的なテクニックがたくさん昔から伝えられています。柔軟体操や、無になることじゃないんですね。
なので、進路を決めづらいを感じている高校生・大学生の方には、なるべく早いうちからヨガや瞑想に触れてほしいと思っています。
具体的に、高校生・大学生向けにどんなヨガや瞑想が適しているか、また次の機会に書きたいと思います。
〜 つづく(かもしれない) 〜