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セルフケアが始まるきっかけ「調子はどうですか?」

セルフケアが始まるきっかけ「調子はどうですか?」

セルフケアの基本、自分の調子に気づく

毎週通われている方も、数年ぶりの方も、初めての方も、だいたいレッスン冒頭に「調子はどうですか?」などと聞いています。

「今」どうなのか。

「今」は全ての過去の結実で、全ての未来の種を持っています。

少し真剣にHow are you?

「自分の、今の調子はどうなんだろう?」と、考える・観察する・気づくきっかけになれば良いなと思って聞いていますが、返ってくる答えは「普通です」が多いですね。

まあ、How are you?みたいな感じなので、それほど深刻に捉える必要はありません。

でもたまには少し真剣に「調子は『どう』なのか」を考えてみましょうか。

調子が「普通」とは

「普通」というのは、相対的な感覚です。「今までの経験から考えて、平均くらい」ということでしょう。

絶対的な尺度を持ち出すのは難しいかもしれませんので、ひとまず、相対的に考えてみる方向で良いと思います。

普通・平均的な調子とはどんなものなのか?を考えるためには、「悪い」にはどこまで悪い状態があるのか、そして「良い」にはどこまで良い状態があるのか、というのが一つの指標になるかと思います。

「良い」も「悪い」もなるべく振れ幅が大きい状態までイメージできていれば、イメージを超えた予想外のことが起こって心を乱される、という事態が少なくなっていきます。

調子が「悪い」とは

まず一番悪い状態、イメージできるでしょうか?

人生で一番調子が悪かったときの記憶があるなら、それが「今までの一番最悪」ということになりますが、それを超える可能性もなくはないでしょう。

イメージを超えたことが起こると、人はパニックになりやすいです。

多くの人の場合、最悪の状態は「死」ということになるかと思います(それすらも普遍的ではないですが、それはまた別の話)。

死をしっかりイメージしておき、死の恐怖を克服できると、人の生き方は大きく変わるでしょう。実際、病気も死も、原因があり、考え方によっては「悪」ではあるかもしれませんが、自然界には生まれて死ぬという波があり、自然に起こることです。

もし病気になったときも、なぜ病気になったのかに気づいていて、どうしたら治るのか、あるいは治らないのだとしたら余生をどう生きるのか、イメージできていれば、少しは冷静でいられるでしょう。なかなか簡単ではないかもしれませんが、他者の価値観や余計な情報は一旦捨てて、自分の心身を注意深く観察し、どうなったら、どうするのか、イメージの練習をしておくのが良いかもしれません。

明確に現実を観る洞察力も大切ですし、今後どうなる可能性があるのか、そのときどうするのか、といった想像力もとても大切です。

悪い想像をすると、心乱されてしまうこともあるかもしれませんが、それもまた心のバランスを整える練習にもなりますし、実際になにか大変なことが起こったときに活かされる経験になります。

心が安定しないようなら、いったん最悪の状態をイメージするのはやめて、「少し調子の悪い状態」をイメージする練習をしてみるのも良いでしょう。それがなぜ生じるのか、どうしたら克服できるのか、小さい振れ幅から考えてみると、良い練習になるかと思います。

調子が「良い」とは

それでは、良い状態のイメージはどうでしょうか。

こちらのほうが、最大値がわかりにくいかもしれませんね。

今までで一番悪かった時期、は比較的思い起こせるけれど、一番良かった時期、というのを思い起こせる人は比較的少ないように思えます。

さらに、その一番良かったときを超えていく可能性も無限にあるような気がします。

これも一気に超越したイメージをするのは難しいですが、「少し調子の良い状態」をイメージしてみるのはそれほど難しくないかと思いますし、良い頭の刺激にもなります。

たとえばヨガのポーズも、そのきっかけになります。

私もたくさん経験がありますが、初めて難しいポーズをみたとき、自分が全くそのポーズができるとイメージできないときは「こんなんできるか!」と思ったものですが、いろいろ練習をして準備が整っていくと、「少し練習すればできるかも?」と思えるようになっていきます。

「このポーズができる自分は、どこの可動域が今より良くて、どこの筋肉が強いんだろう?」など、少し進歩した自分、はイメージできるのだと思いますし、そこへ至る道も自分で気づけるのだと思います。

本当になりたい自分をイメージして、演じる

ヨガやセルフケアを学ぶということは、「良い状態の自分になりたい」ということだと思います。

ではその、良い状態の自分は、どのように生活し、どのように思考して、どのように振る舞うのか。できるだけ詳細にイメージしてみると良いです。

「やせたいんですけど…」→「やせてる自分は、どういう生活をしてますか?今と、どう違いますか?」

その自分を、演じてみると良いです。

一気にウエスト5cm減った自分がイメージできないなら、1cm減った自分をイメージしてみれば良いです。

それをやりたくないと思うなら、なにか違っています。本当になりたい自分をイメージするところから、やり直してみると良いでしょう。

本当はやせたくなくてたくさん食べたいのかもしれませんし、本当は食べたくないけれど食べ物に依存しているのかもしれません。

他人と比較せず、自分の思考を、しっかり洞察してみましょう。

本当になりたい自分なら、もっと自然に演じられるはずです。違和感が一片でもあるなら、違和感のない状態のイメージを、もっと洗練させていくと良いでしょう。

無常に気づき、「良い状態」に執着しない

結局のところ、たとえばやせたいといったことは表面に現れた欲求の一部分であって、根底にあるのは、そういった欲に心乱されない状態を目指したいということなのだと思います。

また、体や心は変化していくものです。そしていつかはなくなるものです。

今の状態が良いからといって、無理に維持しようとすれば、それもまた苦しむことになります。

良い状態と悪い状態、それぞれの状態を明確に観て、それぞれが起こる原因にも気づいていれば、心乱されることも少なくなります。

悪い状態をどうにかしようとする過程も、全て経験になります。

良い状態もずっとは続かず、全ては無常で波があり、そこに執着するべきではないということにも気づきます。

そういった気づきを重ねていくと、「良い悪いに執着せず、二元性を脱して、全てを経験として楽しめる状態」も、垣間見えてくるかと思います。

男性ヨガインストラクター 高橋陽介の写真

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