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バジャン bhajan/bhajana

梵:भजन bhajana/bhajan
英:devotional song, worship, reverence, sharing

日:讃歌、祈り、尊敬、共有

バジャンの意味

バジャンとは、「讃歌」「共有」などを意味する言葉。

宗教的なテーマや精神的な思想を持つあらゆる言語の宗教歌を指す。

バジャンの音楽

複数の人々が集まり、神を称える歌を歌うことを一般的にバジャンと呼ぶ。

寺院、自宅、野外の木の下、川岸の近く、歴史的に重要な場所などで歌われることがある。

バジャンで奏でられる音楽は多くの場合、タブラやタンバリンといったパーカッション楽器を用いてリズムをとりながら奏でられるが、定められた形式や規則を持たない。

その場にリードする人物はいるが、バジャンは元々「共有」「分け持つ」といった意味であり、音楽を聴く場というよりは参加者も皆で同じ歌を歌うことに意味がある。

そのため、基本的にはコールアンドレスポンスの形で、同じ節を繰り返し歌っていく形式で行われることが多い。

バジャンとキールタンとマントラ

同じように歌を歌う宗教的儀式として、バジャンとキールタンがある。どちらもバクティヨーガの行法としてもよく用いられる。

バジャンは形式が定められていないことが多いのに対して、キールタンは楽器など決められた構成で行われることが多い。

「マントラ」という語自体は「ヴェーダに含まれている聖句」を指すことが多く、それ以外の詩句はシュローカなどと呼ばれる。

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