梵:रजस् rajas
英:impurity, dimness, affection, clouds…
日:激質・激性・不純
ラジャスの意味
ラジャスとは、現実世界を生み出した元素であるプラクリティを構成する要素「グナ」のひとつ。
グナは以下の3種類(トリグナ)。
- サットヴァ(純性)
- ラジャス(激性)
- タマス(惰性)
もともとはサットヴァで均一であった意識に、ラジャスとタマスが生まれたために、様々な苦をもたらす現実世界が生まれた。
ラジャスが高まると、心は様々な対象へと揺れ動き、集中・瞑想・三昧からは遠ざかる。
ドーシャとの関係では、ヴァータとピッタがラジャス性。
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